「オレに気があるのでは!」と思って告白したら実は違っていた、なんて悲しい経験のある人もいるかもしれません。
女性心理がわからないと、勘違いして恥ずかしい思いをしたり振り回されたりしてしまいがち。
今回は、恋愛における女性の気になる行動や思わせぶりな発言をいくつか取り上げ、女性の心理を解説します。
■オレに好意がある!? 気になる女性心理~脈ありなし編~
よくある女性の行動について、どんな心理から行っているのかを解説します。
脈ありの可能性がどれほどあるのかについても触れてみました。
◇2人きりで会う⇒場合によっては脈あり
男性は好意のある人としか会わないことが多いですが、女性にとっては男性と2人きりで会うことのハードルはそれほど高くないです。
恋愛対象ではなくても、それなりに会話ができる相手であれば会う人が多いでしょう。
会社帰りに会うなど、何かのついでであれば、さらにハードルは低くなります。
もし休日の日にわざわざ予定を合わせて約束をしているのなら、少なくとも人としての好意は持っている状態です。
心理的なハードルはランチよりもディナーの方が高くなりますし、食事の場所も、カフェ→レストラン→雰囲気の良いバーなどの順でハードルが上がります。
遊園地や水族館といった、いかにもなデートスポットやロマンチックな夜景を見に行くのであれば、脈あり度合いが高くなります。
ドライブデートなど車に2人きりというシチュエーションでは、「会話が楽しい」「信頼している」の2つの条件を満たさない限り実現しないので、一般的には脈ありです。
しかし、まれに気にしない人もいるので、彼女のキャラクター次第のところも。
◇3回目のデートに来る⇒やや脈あり
女性は今までのデートであなたが恋人にふさわしいかどうかをじっくり観察して見定めているはずです。
デートの終わり際に、彼女がまだ帰りたくないようなそぶりを見せたり、「次はいつ会う?」とこれからも会おうとしたりしてくれるのならGOサインです。
ただし、男性が好意を伝えていなかったり、お互いに恋愛の話をしていなかったりすると、恋愛モードに入れずに「友達だと思っていた」と振られてしまうケースもまれにあるようです。
◇名前を呼び捨てにしてくる⇒仲良くなりたい
名前を呼び捨てにするのは、親しみの表れで「もっと仲良くなりたい」気持ちの表れです。ただ、友達に対しても使うのでこれだけではなんとも判断が難しいです。
私たちは自分の名前を呼ばれると特別感がしてうれしいものです。
名前を呼んで挨拶してくれる人は、この心理を無意識のうちに知っていて、親しみを込めています。
名前を呼ばない人もいますが、その理由はシンプルに「照れくさい」「距離感がわからない」「なんて呼べばいいかわからない」であることがほとんど。
「〇〇って呼んで」と自ら呼び名を指定してあげると、距離が近づきます。
◇やたらと自分のことを話す⇒場合によっては脈あり
好きな相手に対しては、自分のことを知ってほしいので、たくさん話をしてくるでしょう。
女性は好きな人の経歴や趣味、過去の恋愛話などを知りたいものです。人となりや恋愛の傾向などについて「〇〇さんはそうなんですね。その点私はこうだな~」と、自分と比較したり共通点を見出しながら自然と質問をしてくるようなら好意を持っている可能性大。
反対に、何も聞いてこずに、「最近こんな大変なことがあった」など近況を一方的に話してくるようなら、深い意味はないです。
◇付き合ってないのにネクタイのプレゼントをくれる⇒脈あり
脈ありか、もしくはプレゼントをあげること自体が好きかどちらかです。
一般的には、好意もないのにネクタイなど普段から身に着けるものをあげるのは心理的なハードルがかなり高いです。
もし質の良い高価なネクタイであれば「自分のあげたものを身につけてほしい」と思っているはず。
例外的に「これでオシャレになってほしい」という意図が含まれていることも。異動や退職の際にくれた場合は、餞別のためで深い意味はないことが多いです。
◇自分のあげたプレゼントを身につける⇒脈ありかどうかはわからない
もちろんうれしいものですが、それだけで脈ありかどうかは判断できないでしょう。
女性はその物が気に入ったら、相手への好意関係なしに身につけることが多いです。
「せっかく貰ったから」と、礼儀として身につけているケースも。
■実は好き避け? 知りたい女性心理~思わせぶり発言編~
女性の気になる発言ってありますよね。どういう意味なのか、その真意が気になりませんか?
知っておきたい女性の心理について紹介します。
◇「大好き」⇒脈ありの可能性大
大好きと言われたら、好きだと思う気持ちが膨らんで、思わず口から出た言葉だと思われますので脈ありの可能性は高いです。
告白してほしくて「言ってくれたら私はOKだよ!」という意味でアピールしていることも。
例外として、仲良しの友達に対しても、深い意味はなく言う人もいますので、関係性の見極めが必要です。
大好きと言われたときに、真面目な顔で(←ここポイント)「俺も好きだよ」とか「じゃあ付き合う?」と返してみて、そのときの彼女の反応を見てみるのもいいですね。
うれしそうにしていたり「え? やだぁ~」と照れたりしているなら、まんざらでもない状況です。
「え、何言ってんの?」「いやいや……」と温度差があるようなら脈なしです。
◇「もう連絡しないで」⇒連絡しないでほしい
よほどのことがないと言わない言葉です。男性とかかわることに内心うんざりしているのかも。
「本当に連絡しないでほしい」と思っていますので、ここで食い下がると逆効果。さっと身を引いたほうが心証は良さそうです。
◇「もう会わない方がいい」⇒あなたの気持ちに応えられない
今まではよかったけど、途中から会わない方がいい事情ができたという意味です。例えば、男性が女性に好意を持っているけど、彼女は恋愛関係にはなれないと思っているとき。
お互いの認識がズレてきていて、気持ちに応えられないと思っている可能性大。いずれにしても脈なしです。
◇「待っててほしい」⇒嫌いじゃないけど付き合うほどじゃない
男性のことが嫌いではないけれども、付き合うまではいかないときに使われる言葉です。
元彼のことが忘れられないなどの事情があるケースも。
先が見えないので、「いつまで待てばいいの?」と不安になるかもしれませんが、彼女にはまだ時間が必要なようです。
◇「もっといい人がいるよ」⇒いい人だけどお付き合いできません
丁寧にお断りしている言葉です。
男性を傷つけたくないものの、「いい人だとは思うけど、私は気持ちに応えられないからごめんね」の意味です。
タイミングが合わなかったのかもしれませんが、こう言われたらいざぎよく諦めたほうがいいかもしれません。
「発言」よりも「行動」を見つめてみよう!
「彼女は俺に気があるに違いない」と感じていても、じつは「友達としてしか見られていなかった」というのは案外あることです。
男性は好意のある人としかデートをしないことが多いですが、女性は一目ぼれで好きになることは少なく、見極めるために一緒に出かけることもします。
「好き」と言っていたとか、「会ってくれた」といったひとつの事柄だけで判断せずに、そのときの雰囲気や様子を全体的に観察しましょう。
じっくり見ていけば、真意がわかるはずです。参考になりましたら幸いです。
(高見綾)
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