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コラム 生活

ビュッフェキャリアを実践。「起業家」で「会社員」で「助教」な私のご褒美とは #私のご褒美ギフト

舛廣純子(キャリアカウンセラー)

みんな何を楽しみに、日々働いているの? 現代の女性たちのさまざまな働き方を取材し、「これがあれば、またがんばろって思える!」という彼女たちのご褒美を教えてもらいました。

女性のしなやかキャリアをサポートするキャリアカウンセラー・舛廣純子さんが、さまざまな働き方をする女性たちのご褒美を探る連載【私のご褒美ギフト】。

今回は、現在も学生時代に起業した会社の代表でありながら、メーカーにも正社員として勤め、かつ大学院で助教も務める正能茉優さん(28歳)を取材しました。

株式会社ハピキラFACTORY代表取締役、 大手電機メーカー商品企画担当、 慶應義塾大学大学院 特任助教の正能茉優さん(28歳)

正能茉優さん(28歳)

株式会社ハピキラFACTORY代表取締役
大手電機メーカー商品企画担当
慶應義塾大学大学院 特任助教
大学在学中に、「かわいい」を入口に、地域を元気にする会社・ハピキラFACTORYを創業。卒業後は、博報堂を経て、大手電機メーカーに転職。現在は、会社員でありながら、自社の社長も務める。内閣官房「まち・ひと・しごと創生会議」最年少有識者委員や、慶應義塾大学大学院 特任助教も。現在、TBS朝の情報番組「グッとラック!」金曜日コメンテーターとして出演中。

ビュッフェキャリアで「幸せ×選択肢の多い」人生を

仕事ができる手段を複数持っていることは、ライフステージに合わせて、いろいろな働き方ができることにつながると、私は考えています。たとえ人生の100%の時間をかけて仕事に携わることができなくなっても、社会とつながり続け、自分を主語にして働ける人生でありたい。キャリアというと難しくとらえられがちですが、たとえば食事と同じく、好きなことを、好きなバランスで、好きなだけやるのが幸せの基本ではないでしょうか。そんな自然な働き方を、私は『ビュッフェキャリア』と呼んでいます」

会社員、起業家、大学院助教、行政での委員、確かに正能さんのキャリアは彩り豊かなビュッフェのようです。

現在は自分軸で幸せな人生をつくる正能さんですが、以前は人と自分を比較することもあったそう。

「起業した自分の会社では、自分が素敵だなと思った地域の特産物を、かわいくプロデュースし、販路を開拓することで、世の中に広めています。日々、自分がいいなと思えることができている。そんな『自分なりの正解』を持てたことで、人と比べない自分になれました

でも「10年後の自分が何をしているかはまだわからないです」と正能さんは軽やかに笑います。

「これからも、働くことだけでなく、家族や友だちのことも全部含めて、これからの人生を考えていきたい」。まだまだビュッフェのお皿は盛りだくさんになりそうです。

「牛テールおじや」は新人時代の自分に戻れるご褒美メニュー

現在のことや未来のことを考える日々を送ると、どうしても過去のことはなおざりにしがち。それでも、「過去の自分も大事にしたい」と正能さんは話します。

「茗荷谷焼き肉 和 赤坂」の牛テールおじやは、昔の会社の仲間と食べる、ほっとするご褒美です。当時の仲間と鍋をつつくと、柔らかな気持ちで時間を過ごせるとのこと。いいことがあった日にも、なかなかうまくいかないことがあった日にも、気の知れた仲間と食べたくなる、そんなご褒美メニュー。焼肉屋さんの締めメニューでありながら、これを食べにお店に行っていると言っても過言ではないのだそう。

「私は仕事柄、モノづくりの現場に関わる機会が多いのですが、お客様にとって、モノの価値のひとつには、“いかに手間をかけてもらっているのか”ということがあると思うんです。この牛テールおじやは、見るからに手間がかかっていて、自分では絶対につくれません。だからこそ、手間をかけてもらったことに感謝して、おいしく楽しくいただいています」と正能さん。

家族や友人と過ごす時間もビュッフェキャリアの大事な要素。友人とつつきあう牛テールおじやとその時間も正能さんにとっては大事なビュッフェの一品なのですね。

(取材・文:舛廣純子、イラスト:ヤベミユキ)

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