ファンの「好き」を加速させる営業職のご褒美とは #私のご褒美ギフト
みんな何を楽しみに、日々働いているの? 現代の女性たちのさまざまな働き方を取材し、「これがあれば、またがんばろって思える!」という彼女たちのご褒美を教えてもらいました。
女性のしなやかキャリアをサポートするキャリアカウンセラー・舛廣純子さんが、さまざまな働き方をする女性たちのご褒美を探る連載【私のご褒美ギフト】。
今回は、ITマーケティング企業の営業職としてクライアントのファンの「好き」を活性化している西塔捺美さん(26歳)を取材しました。
西塔捺美さん(26歳)
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 営業職
大学卒業後大手生命保険会社でトップセールスになった後、アジャイルメディア・ネットワークに転職。大手クライアントを担当し、クライアントのファンを活性化することで、クライアントをサポート。同社でも2018度年新人賞を受賞。
自らもファンとなり、クライアントとファンをつなぐ
アジャイルメディア・ネットワークに入社後わずか半年で同社新人賞を受賞した西塔さん。クライアントのPR課題をサポートする法人営業職として、前職で培った営業スキルに加え、社内での調整能力、ベストなタイミングでPRできるようスケジュール調整力を発揮して、クライアントの「やりたい」を実現していっています。
ブランドに積極的に関わる熱量の高いユーザー、コアなファンを「アンバサダープログラム」という独自システムを通して活性化していっている同社。その中で、「私自身が誰よりもクライアントのブランドのファンでいるようにしています。現在はテーマパーク、高級車、化粧品、健康飲料などを担当していますが、今まで自分とは接点が少なかった商材でも、そのブランドのショールームに行き、商品に触れていくとどんどんそのブランドが好きになっていきます。するとファンであるアンバサダーの気持ちもよくわかるようになり、結果それがアンバサダーも喜ぶ効果的な施策に結び付いています」とのこと。
「クライアント、アンバサダー両方の“うれしい”を聞けるのがこの仕事の醍醐味。その先に数字として目標達成できるとものすごくやりがいを感じます。営業は私の天職ですね」とイキイキと語る西塔さん。
現在は社内初となる3社合同のアンバサダー企画も取り仕切り、普段の何倍もある調整業務も前向きに楽しみながら取り組んで、アンバサダーの「好き」を加速させていっています。
マイテント購入でキャンプがより楽しく
自らもファンになる気持ちを大切にしている同社では、「アンバサダー休暇」という好きなことのために休める制度があるそうですが、西塔さんがその休暇も活用しながら最近熱中しているのがキャンプ。
「キャンプ好きの同僚同士で最近は月1回ペースでキャンプに行っています。キャンプで自然に触れてリフレッシュできると明日からもっとがんばろうと思えるんです」と西塔さん。「今月は〇〇に行こう!」と同僚と計画を立てると、その日に向けて、仕事をさらにがんばることができるそうです。
そんな西塔さんが最近購入したのがコールマンのテントツーリングドーム。「2~3人用のコンパクトなテントです。私は車を運転しないので持ち運びやすさも重視しました。金具も堅くなく、力のない女性でも簡単に設置できるのも魅かれたポイント」だとか。そのうち、みんなでマイテントを持っていくキャンプも楽しみにしているそうです。
次はコンパクトなランタンを手に入れたいという西塔さん。グッズを揃えていくことで、西塔さんの「好き」も加速していきそうですね。
(取材・文:舛廣純子、イラスト:ヤベミユキ)
※この記事は2020年01月22日に公開されたものです