頬杖をつくポーズに隠れた心理とは? 印象や癖を直す方法
頬杖をつく癖を直すには?
頬杖をつくこと自体は悪くありません。癖は人それぞれですから。しかし、まわりに与える印象は気にすべきかもしれません。タイミングによってはマナー違反と捉えられてしまうこともあるからです。
では、頬杖の癖を直したいとき、どうすればいいのか。
方法は簡単です。それは「気づいたときに肘をおろす」こと。これだけでOKです。
デメリットを知って「癖」に気づくことが重要
さて、さて、とはいえ癖をなくすのは難しいものです。
とにかく、重要な一歩は、気づくこと。そのため、以下頬杖をつくことで生まれる3つのデメリットを知っておくといいでしょう。
ネガティブな印象を与えてしまう
やはり「退屈そう・つまらなさそう・居心地悪そう・態度が悪い・機嫌悪そう」といった印象を与えてしまう可能性はあります。実際にそうではなくても。
心のなかは見えません。私たちは行動や振る舞いから、その相手がどんな状態にあるかを想像するしかありません。そういう意味では、ネガティブに見えてしまう動作は避けたほうが無難ともいえそうです。
自分もネガティブになってくる
これも大事なことです。
上の項目とは似ているようで違います。まわりに印象を与えてしまうのでなく、自分がそういう人間になってしまうという話です。
ネガティブっぽい動作をしていると、自分もネガティブになってしまいます。
例えばスキップしていれば楽しくなりますし、ため息をついていれば悲しくなるように、行動に心が引きずられるというわけです。
そんなつもりはなくとも、頬杖をついていると、つい感情が沈んでしまうこともありえます。メンタルをコントロールする意味でも行動には気をつけるべきかもしれません。
行動がめんどくさくなってしまう
頬杖をつくと楽なのはわかります。
しかしダラッとしていると、次の行動に移るのが遅れます。
頬杖をつくと、身体に力が入りにくくなります。そして、どんどん作業が先延ばしになり──なんとなく成果のない一日になってしまう。
子どものころ何度も言われたように、姿勢に気をつけるだけで人の心持ちは大きく変わってくるのです。
「気づいたら直す」くらいの軽い気持ちでOK
いかがでしょう。
すべてにおいてではありませんが、頬杖も、そこそこのデメリットはあるようです。これが、気をつけるきっかけになれば幸いです。
癖は無意識の動作です。気づかないことには止めようもありません。まずは、まわりに指摘されたときや、自分で「あ!」と思った瞬間でもかまいません。
肘をどけて、顔をあげて、姿勢を正してみましょう。それくらいでOKです。何かが変わるのを感じるかもしれません。ちょっと一日が前に進むかもしれません。
焦る必要はありません。ゆっくりいきましょう──いま、大丈夫ですか?
貴女の人生がより良いものになることを心より祈っています。
(浅田さん@令和の奇術師)
※画像はイメージです
※この記事は2019年08月27日に公開されたものです