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喪服は「いつ準備をしたらよいか」を考える

マイナビウーマン編集部

マイナビウーマン編集部

働く女性290人にアンケートで聞いたところ、喪服を持っている人は53.1%。そのうち8割程度は、25歳くらいまでに買っていることがわかりました。

結婚式は事前にわかっていることなので、準備ができますが、お葬式は事前に準備してはいけないもの、と言われます。それなのに、お葬式は突然、やってきます。その上、着る服や持ちものなど、いろいろなマナーもあり、葬儀、お通夜の考え方ひとつとっても、地方や宗教によって違っていて、結構気を使います。

そこで今回は、喪服についてのあれこれをアンケートで聞いてみました。

喪服、持ってる?

自分専用のものを持っている  (53.1%)
持っていない         (41.4%)
母親や姉妹で共有している   ( 5.5%)
※有効回答数290件。

半数の人が「自分専用のものを持っている」と答えています。

いつ買えばいいの?

では、実際にいつ買えばいいのか。自分専用の喪服を最初に買った時期について聞いてみました。

高校を卒業してすぐに購入した   ( 8.6%)
社会人になってすぐに購入した   (39.1%)
25歳くらいまでに購入した     (30.5%)
30歳くらいまでに購入した     (17.9%)
35歳くらいまでに購入した     ( 4.0%)
※有効回答数151件。前問で持っていると答えた人。無効データを除く

50%を超えるのは「25歳くらいまで」との回答です。つまり、持っている人の半数以上は、大体25歳くらいまでに自分専用の喪服を買っています。

喪服を買うきっかけ

やはり多いのは「必要になったから」

・「祖母が亡くなったのでそのときに購入しました」(30歳/その他/その他)

・「祖母の病状が思わしくなくお別れのときが近づいていたから」(27歳/警備・メンテナンス/秘書・アシスタント職)

「そのうち」と思っていると、突然やってくるのが葬儀。結局、慌てて準備することが一番多いのかもしれません。

自分で買うタイミングを決める

・「学生までは制服やスーツで良かったけど、社会人になったら持っていたほうがいいと思ったから」(33歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「そろそろ持ってないとだめかなと思ったので」(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

具体的にいつかはそれぞれだと思いますが、自分の中で、タイミングを決めて購入している人は案外多いようです。

また、買うのにちょうどよいタイミングがあるようで、

・「たまたま安く売り出していた際に気に入ったデザインのものがあったので購入しておいた」(33歳/その他/その他)

という意見も、いくつかありました。そういえば、ときどき「ブラックフォーマルセール」をやっていたりしますよね。その際に、気に入ったものが見つけられれば、それがグッドタイミングかもしれません。

家族のアドバイスで、買うタイミングを考える

・「いつか絶対に必要になると母から聞いたから」(26歳/その他/その他)

・「家族が買ってきた」(34歳/学校・教育関連/事務系専門職)

特に母親は、自分の体験がありますから、喪服が必要なタイミングがある程度わかります。先輩の意見を参考にするといいですね。

まとめ

葬儀や法事に着る服は、亡くなった方との関係の深さや式の形式、宗教によって、NGなものが決まってきます。地方によっても違いますよね。できれば、母親など家族のアドバイスをもとに、すべてにおいてあまり差しさわりがないものを準備しておくのがよい選択かもしれません。

大切な人を亡くすということは、とても悲しいことです。だからこそ、慌てることなく、心を込めたお見送りをしたいものです。

(マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年5月10日~5月12日
調査人数:290人(22~34歳の働く女性)

※この記事は2019年06月07日に公開されたものです

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