征服欲が強い男性の特徴と心理。支配してくる男性と上手に付き合う方法
男友だちと会うのを極度に嫌がったり、束縛が激しかったりするなど、彼女を支配したがる男性っていますよね。この記事では、そんな「征服欲の強い男性」の心理や上手に付き合うコツについて紹介します。
突然ですが、あなたの彼氏の征服欲ってどれぐらいですか?
ということで、今回は「征服欲の強い男性とうまく付き合う方法」について解説していきたいと思います!
征服欲とは? 意味を解説
本題に入る前にまずは言葉の意味について知っておきましょう。
読み方は「せいふくよく」
征服欲は「せいふくよく」と読みます。
対象を自分のほしいままにしたいと思う欲望。相手を征服して思い通りにしたいと考える情念。(出典:実用日本語表現辞典)
辞書の意味の通り、相手を自分の思い通りにしたいという欲求のことを征服欲と言います。
独占欲との違い
征服欲に似た言葉として独占欲というものがあります。
あるものを自分だけのものにしたいという欲求。ひとりじめしたいという欲求。(出典:実用日本語表現辞典)
独占欲は相手を独り占めしたいという気持ちを指すため、自分の思い通りにしたいという独占欲とは少し意味合いが違うことが分かります。
また、征服欲は付き合う前の相手に抱きやすい気持ちですが、独占欲は付き合った後に強く感じるようになる人が多いのも特徴の1つです。
独占欲が強い人には、どのような特徴があるのでしょうか?
征服欲が強い男性の特徴と心理
そもそも「征服欲の強い男性」は、どういう心理から女性を征服したいと思うようになるのでしょうか?
まずは、女性を支配したがる男性の心理について見ていきましょう。
(1)自分と他人を比較しがち
「征服欲の強い男性」の特徴としてもっとも目立つのは、「自分の魅力・スキルなどを他人と比較しがち」というものです。
これを説明する上で、まず今回のテーマの真逆といえる「征服欲の弱い男性」の特徴を紹介します。
「征服欲の弱い男性」は、自分の魅力や能力を「自分の中」や「市場価値」で比較・評価します。
たとえば、「昔の俺は小太りでニキビ顔だったけど、今はダイエットに成功して肌もきれいになったから、魅力が増したはずだ」「年収1,000万円で東京・恵比寿住まいだから、市場価値的にはそこそこ上の男なんじゃない?」のような感じです。
つまり、自分の評価を自己完結できるということ。
一方、「征服欲の強い男性」は、自分の魅力や能力を他人のそれと比較しがちです。
「あいつよりは俺のほうが稼いでいるから、俺のほうが魅力的だ」「俺と同い年なのに、あの人、いつの間にかめちゃくちゃ仕事ができるようになっている……」などです。
これは自分のモチベーションを上げることにつながる一方、大きなデメリットとして「どんなにがんばっても常に上がいる」ということが挙げられます。
どんなに稼いでも孫正義に勝つことは現実的に厳しいですし、どんなに美容に気を使ったとしても俳優の新田真剣佑よりイケメンになるのは難しいです。
こういった理由から次の特徴につながります。
(2)心の奥では自分に自信がない
自分の魅力を常に他人と比較している以上、「自分の中での他人との勝負」に終わりが訪れることはありません。
目標設定をするときも「俺はこうなりたい」という理想像を持つのではなく、「あいつに勝ちたい」と他人ありきの目標を立ててしまいがち。
こういった理由から常に自分の上を意識しすぎてしまい、なかなか自分に自信を持つことができません。
自分に自信がない人の特徴とはいったい何があるでしょうか? また自信がなくなる原因とは?
(3)ほかの男に彼女を奪われるかもという不安がある
前述したように「征服欲の強い男性」は自分に自信がないため、「自分より魅力的な男に彼女を奪われてしまうんじゃないか」「彼女がほかの男になびいてしまうんじゃないか」と必要以上に不安を抱いてしまいます。
(4)嫉妬深く、束縛が激しい
「征服欲の強い男性」は他人に彼女を取られることの恐れから、彼女がほかの男性と交流する機会そのものを好ましく思いません。
自分以外の男性と食事に行くなんてもってのほか、会社の飲み会などですら嫌がることもあるでしょう。
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(5)承認欲求が強い
自分ひとりでは強く自信を持つことができないため、他人から認められることで自信を得ようとする気持ちが強いのも特徴です。
これらが征服欲の強い男性の5つの特徴になります。
心理テストをやったら、
「支配者タイプ! あなたに似ている有名人は、ヒトラーです♪」
と診断されそうなぐらい“ヤバ男”って感じ。
それでも一定数の女性は、こういった男性に惹かれるのも事実。
続いて、そんな女性に向けたこんなテーマを考えていきます。
「征服欲の強い彼」と上手に付き合うには、どうしたらいい?
続いて、そんな「征服欲の強い彼」とうまく付き合っていくためには、どのようなことを心がけたらいいのでしょうか?
ここでは、4つのコツをご紹介します。
(1)必要なときに彼を頼り、しっかりと感謝を伝える
「征服欲の強い男性」は、頼られることで自分の存在意義を感じることができます。
そこで、彼に頼れるところは遠慮なく頼ることをオススメします。
たとえば、「電球が切れちゃったけど、位置が高くて取り替えられない〜。助けて〜!」のような小さなお願いでもいいんです。
彼を頼ったうえで、「ありがとう! 〇〇くんのおかげで助かった〜!」などと感謝の気持ちを伝えましょう。
そうすることで、「彼女の役に立てた!」という思いから、彼の自尊心を高めることができます。
(2)“さしすせそ”を意識して男を立てる!
「征服欲の強い男性」は、とにかく立てられるのが大好きです。
そこで、男を立てるのが上手な女性がやっている“さしすせそ”(「さすが〜!」「知らなかった〜!」「すご〜い!」「センスある〜!」「そうなんだ〜!」)を意識して、息を吐くように常用しましょう。
(3)ほかの男の影を極力見せない
「征服欲の強い男性」にとって、自分は彼女が今まで経験してきた恋愛の中のナンバーワンでありたいと思い、かつ、今の彼女にとってオンリーワンでありたいと思っています。
あなたにとってはただの男友だちであったとしても、彼にとっては別な男の影を感じるだけで強い嫉妬を抱いてしまうんです。
そこで、不必要な関係は切るか隠しておくほうが彼は安心してくれるでしょう。
(4)彼の好みの服や髪型にする
「征服欲の強い男性」は、好意を持った女性を自分色に染めたがります。
特に素朴な女性であればあるほど染めがいがあるため、彼の征服欲が刺激されます。
たとえば、彼の好きなテイストに寄せた洋服を着たり、彼の好みの髪型にしたりすると、彼はあなたが「自分の女」であると認識することができるため喜ぶはず。
「征服欲の強い彼」が喜ぶ言葉5選
「うまく付き合っていくコツはわかったけど、彼の征服欲を満たすことのできる便利ワードが知りたいの! 今すぐ満たしたいの!」
という、カップヌードルも2分くらいで食べはじめそうなせっかちな方に向けて、「征服欲の強い彼」が喜ぶ具体的なセリフを挙げていきます。
(1)「あなたがいるからがんばれる」
彼から「最近、仕事がんばってるね!」などと言われたときの最強の返しがコレです。
「うん! 〇〇くんがそばにいてくれるからがんばれるよ!」のように使ってみてください。
越前リョーマ(漫画『テニスの王子様』の主人公)でも、この返しをされたらラケットを置くでしょう。
「この子には俺の存在が必要なんだ」と、彼に存在意義を感じさせることができるため、確実に彼を喜ばせることができます。
(2)「今までで一番幸せ」
前章で述べたように、「征服欲の強い男性」は彼女の今までの恋愛においてナンバーワンの存在でなくては気が済まない生き物です。
その気持ちを満たしてあげるために「今までの彼氏はこんなことをしてくれなかった」「あなたと付き合っていて、一番幸せ!」など、過去最高の存在であることを伝えましょう。
(3)「浮気しないでね?」
「浮気しないでね?」と心配そうに彼に伝えることで、彼は「彼女は自分が浮気しないか心配なほど、俺のことを好きなんだ」という風に解釈するため、この言葉もかなり有効な武器になります。
こんな言葉をかけられた「征服欲の強い男」はもうメロメロ。
もうどっちが本当に征服されているのかわかったもんじゃないですね。
(4)「ほかの男とまったく会う気になれない(笑)」
この言葉は、「あなたといるときが私にとって最高の時間だから、ほかの男性と会う時間なんて惜しい」といったニュアンスです。
この言葉も彼に「自分といる時間はそこまで有意義なのか」と思わせて、彼の承認欲求を満たすことができるのでオススメです。
(5)「夢にも出てきた(笑)」
自分が相手の夢に出てきたということは、自分といないときにも相手がそれだけ自分のことを考えてくれているんだという風に解釈できます。
こんなことを言われたら、「征服欲が強い男性」であればうれしすぎて逆に出演料を払うでしょう(笑)。
「征服欲の強い男性」は自分だけを愛してほしいと思っている!
結局のところ、「征服欲の強い男性」とうまく付き合うコツは、「自分だけを愛してくれている女性がいる」という実感を与えられるかどうかがカギ。
「自分だけを愛してほしい」という欲求が満たされることが幸福を感じるポイントになるので、彼が「尽くされている」と思える振る舞いをしてあげれば攻略は難しくないといえるでしょう。
(マイナビウーマン編集部)
※画像はイメージです
※この記事は2019年06月04日に公開されたものです