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彼女に冷めたことがある? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛事情を、社会人男性のみなさんに2択アンケート調査。恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析し、悩める女性を救います!

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「彼女への気持ち」にまつわるアンケート。

彼女への気持ちが冷めたことがある?

「あれ? 最近の彼、なんか冷たい」
「前はもっと頻繁にLINE送ってくれてたなぁ」
「私から言わなくともいろいろ聞いてきてくれたのに、今じゃ私の話も上の空……」

付き合う前はあんなに気にかけてくれたのに、付き合ううちにいろんなことが減ってきて、「彼、もう私に飽きちゃったのかな」な~んて不安を抱える女子も少なくないでしょう。

今回は男性陣にこんなことを聞いてみたよ~!!

Q. 彼女と付き合ってしばらく経ったら気持ちが冷めたことがありますか?

はい:46.0%
いいえ:54.0%
※有効回答数100件

「そんなことはない」という男性は半数以上。でも、付き合ってしばらくしたら恋の炎が消えてしまった男性も案外いる模様。

「釣った魚に餌はやらない」とは言うけれど、付き合うまでは彼のほうが夢中になって追いかけていたのにそれがなくなるのは、女性にとっては寂しいことよね。

それでは、男性の本音を神崎桃子がレクチャーしていくよ。

「彼女への気持ちが冷めたことがある」派の男性心理

相手の嫌なところが目についた

・「ハロー効果でいい面だけを見ていたから、あまり好ましくないところが目についたとき」(32歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

・「それまで見せなかった面倒くさい一面が見えたので」(35歳/その他/その他)

付き合う前は見えてこなくとも、付き合いが深まれば次第にお互いの短所が見えてくるもの。「男らしくて好きだったのに、実はデリカシーのない人だった」なんてことは女性にもありえることだね。

「彼(彼女)のここが好きだったのに……」「付き合ってみたら思っていたのとちがった」というパターンは、相手をピンポイントでしか見ていないときに起こりやすいもの。

「相手のここが好き」という長所にとらわれすぎると、欠点やアラが見えたときに「こんなはずじゃなかった」状況になりやすい。

誰にでもいいところ、悪いところはあるもの。1点だけで判断せず、全体像を捉えることが大切。相手の嫌なとこが見えたらすぐに冷めるのは、誰と恋愛しても長くは続かないからね。

単純にマンネリ化した

・「いつも一緒にいるとマンネリ化してしまい、たまに冷めるときがあった」(34歳/その他/販売職・サービス系)

・「一緒にいるのが当たり前になって、新鮮味がなくなる」(37歳/金融・証券/営業職)

人間ってほんと愚かなもの。付き合いが長くなりマンネリ化すると、相手に対して怠惰になるんだよね。

“当たり前”が増えていくと、思いやりに欠けた態度をとってしまうことも。

「会いに来てくれて当たり前」「休日は一緒にいて当たり前」「一緒に寝るのは当たり前」……でも、その“当たり前”を失ったとき、大切なものに気づくんだよ。

今あるものを当然だと思わないで、2人で一緒にいられることを大事に思うべきだよね。

「彼女への気持ちが冷めたことがない」派の男性心理

ずっと一緒にいても楽しい、好きだから

・「一緒にいて楽しいので、そのようなことはなかった」(39歳/不動産/専門職)

・「会えば会うほど好きになっていくから」(39歳/その他/その他)

ずっと一緒にいて楽しい、飽きることがないのは、きっといろんなことをシェアできているからじゃないかな?

2人で何かに挑戦するとか、旅行のプランを計画するとか……。「一緒に体験する」「一緒に同じことをする」と、会話は当然増えていくもの。恋愛をうまく進めるためには、コミュニケーションが何よりも重要だからね。

「一緒に○○しよう」と目的を作ることは、今後の2人の関係に必ずいい影響を与えてくれる! 感動をシェアするとますます仲よしなカップルになれるんだよ。

冷めないように努力している

・「好きになったら、それが冷めないように努力するから」(30歳/機械・精密機器/技術職)

・「気持ちが冷めないように会う頻度を減らしているので、そのようなことはない」(35歳/その他/事務系専門職)

なるほど~。「恋が冷めないよう努力する」のはいいことだよね。

「こういうことをしたら相手は喜んでくれるんじゃないか」とか「こういうことをしたら笑ってくれるんじゃないか」とか「こんなデートをしたらいい思い出になるんじゃないか」とか……。

付き合って半年も続かないような短命カップルは、きっとお互いの喜びそうなことは考えていないだろうね。

恋愛は2人で育んでいくもの。恋を持続させるには、「自分が相手のために何ができるか?」を念頭に置くことだね。

恋の教訓:恋愛は初心忘るべからず! 出会ったころの気持ちを忘れないで

恋がすぐに終わってしまう短命カップルは、自分の気持ちを口にしない、コミュニケーション不足が多いもの。

心理学でもバーバル(言語的)コミュニケーションがあるカップルは、満足感を得ることが実証されてるからね。

晴れて恋人同士になって付き合ったとしても、好きな気持ちや一緒にいてうれしい気持ちを言葉にしてもらえないと「相手から想われている自信」はなくなっていく。

でも人ってさ、一緒にいることに慣れてくると「伝える作業」をサボってしまうでしょ。いつか言えばいい、あとで言えばいい、今度行動すればいい、と先送りしてしまいがち。

特に「好きだよ」「愛してる」「うれしい」「ありがとう」「ごめんね」は、いつでも言えることだと思ってあとまわしにしないこと。

「前に言ったし」「言わなくともわかってるよね」「もう気づいてるよね」と察してもらおうとするのは、恋愛においてはナシだね。

恋人関係を継続させるには、気持ちを伝え続けることが大事。

恋愛は「初心忘るべからず」……。どうか出会ったあのときの気持ちを忘れないで。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年3月22日~3月23日
調査人数:100人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2019年04月24日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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