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彼女と喧嘩したときの仲直り。男性から謝る? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「彼女との喧嘩」にまつわるアンケート。

彼女と喧嘩したときの仲直り。男性から謝る? 謝らない?

誰だって、好きな相手と喧嘩なんてしたくはないもの……。

でも、付き合っていれば衝突してしまうこともあるよね。明らかに自分に非がある場合なら素直に「ごめんね」って言えるけど、問題なのはその判定が難しいとき(笑)。

「私もいけなかったかもしれないけど、彼だって……」
「そんな攻撃的な言い方しなくても……」
なんてモヤモヤしてしまうこともあるはず。

喧嘩の度に「今回は彼が悪い」「今回は彼女が悪い」なんて判断できるわけじゃないからね。でも、仲直りするためにはどっちかが先に「ごめんね」を切り出さなきゃいけない。

カップルの喧嘩は、男性が折れるほうが丸く収まるのか、女性が折れるのが望ましいのか、はたしてどっちなんだろうね。……ということで、男性たちに聞いてみたよ~。

Q.彼女と喧嘩したら自分から謝る?

はい:68.7%
いいえ:31.3%
※有効回答数230件

おお~! 7割近くの男性は、自分から喧嘩に終止符を打てるみたい!

しか~し、彼女に合わせようとしてくれる寛容な男性たちに胸を撫で下ろしているだけじゃダメよね。今回は男性の本音を深掘りして、円満解決の手がかりを探ってみよう!

「彼女と喧嘩したら自分から謝る」派の心理

自分にまったく非がないとは限らない

・「100%自分に原因がないということがありえないから」(35歳/機械・精密機器/技術職)

・「喧嘩の原因はお互いにあると思う。自分にまったく非がないというのは、ほとんどない」(36歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

男と女の喧嘩って、ほんの些細なきっかけで勃発することが多いもの。だから「彼女が100%悪い」と上から目線で決めてかかってくるような男性は少ないみたいね。

「喧嘩両成敗」「ほとんどの喧嘩の原因はお互いにある」と感じている男性なら、喧嘩してもあまりストレスはかからなくて済みそう。

男性側だけではなく、女性も「彼だけのせいではない」という気持ちを持つことで、喧嘩を長引かせることなくいつもの2人に早く戻れる。お互いに理解しようと努力すれば、愛はさらに深まるよね!

とりあえずさっさと喧嘩を終わらせたい

・「自分から謝ったほうが、喧嘩も早く終わるし楽だから」(29歳/印刷・紙パルプ/技術職)

・「女性には口で勝てないから。早く喧嘩を終息させるほうが大事」(35歳/不動産/営業職)

男性は喧嘩の展開を予期して「彼女に反論すると倍になって返ってくる」「余計なことを言うとさらに火に油を注ぐことになる」と思って、自ら謝ることを選択する場合も。

ただ、女性からすると「長引くと面倒だから謝っておけばいい」「とりあえずその場をしのぎたい」という態度が見え見えだと、逆に許せなくなっちゃう(笑)。何に対しての「ごめん」なのか、気持ちのこもっていない謝罪だと、女子は許したくないんだよね。

そこで「本当に悪いと思ってるの?」なんて彼に詰め寄れば、また新たに喧嘩が勃発しちゃう……。男性から「ごめんね」したのにも関わらず、余計に状況が悪化しちゃったらたまんない(笑)。

大事なのは、謝ってきた相手を追い込みすぎないこと! 男性が「とりあえず謝る」のは、このまま喧嘩を続けるメリットがないことをちゃんとわかっているからなんだよ。

「彼女と喧嘩したら自分から謝らない」派の心理

自分に非がないのに謝りたくない

・「自分には非がないと思っているから。だいたい両方の価値観によるものが多い」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「自分が明確に悪いということでなければ意固地になると思うから」(30歳/その他/その他)

う~ん。自分から謝ってもいいという男性も多い中、「自分はちっとも悪くないと」思う男性もいるのよね。カップルの喧嘩というのは「どちらが正しい」「どちらが悪い」と決めつけられないことが多いんだけどね(笑)。

でも「俺はまちがってない」なんて意固地になってしまう男性は、いったん火がつくと怒りが持続しちゃうから困りもの。

どうにも彼が折れそうにないときは、女性側が少しだけ譲歩する姿勢を見せてあげよう。自分から勇気を出して連絡をとってみて。「早く仲直りしたい」という気持ちが伝われば、彼の態度もきっとほぐれていくよ。

喧嘩のきっかけが些細なことなら、仲直りのきっかけだって些細なことなんだから。

プライドの高さが原因?

・「自分のプライドが高いからだと個人的には思う」(28歳/小売店/販売職・サービス系)

・「自分から妥協したくない。主導権を握られたくない」(35歳/機械・精密機器/その他)

プライドの高い男性は、喧嘩するとかなり厄介かも。主導権を彼女に握られたくない、自分が優位に立ちたい心理が働いて、どんなことがあろうとも自分から謝らないと思うよ。

だからといって、女性のほうが折れてばかりいるのは円満じゃないよね。時には彼の出方を試すことも必要。たとえ謝ってくれなくとも、あなたの意見はちゃんと伝えるべきよ。

もしそこで彼が手を取り合ってくれないようなら、彼との未来は考えないほうがいい。そんなパワーバランスじゃ、一緒にいても疲れるだけ、幸せにはなれっこないんだから。

恋の教訓:喧嘩する度に納得いかないことがあるなら、我慢を続ける必要はない!

どんなに喧嘩しても、その根底にはお互いの「好きな気持ち」が必ずあるはず! と信じたいよね。

もし、喧嘩する度にあなたばかりが謝っていたり、彼に直してほしいところがあったりするのなら、それを飲み込む必要はないよ。腑に落ちないのは、少なからず彼にも非があり、彼の発言であなたも傷ついてしまったからでしょ。

だって、世界的ベストセラーになった『話を聞かない男、地図が読めない女』にも書いているように、男と女は性差があるんだもの。

女性特有の怒りポイントのほとんどは「わかってほしい」「自分にもっと関心を持って接してほしい」から。でも、男性が女性に対して「なんでそこで怒るのかわからない」「なんで傷ついているのかわからない」と思うのはよくあること。

2人の絆を強めるには、謝罪させることよりも、あなたの悲しかった気持ちを彼に理解してもらうことが大事だね。

あなたをちゃんと愛している男性なら、きっと受け入れてくれるはずだよ!

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年12月20日~12月22日
調査人数:230人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2019年02月13日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

★「男と女のこと・色恋沙汰ならなんでもお任せ!」神崎桃子オフィシャルサイト
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