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「好みの女性」と「付き合う女性」は同じ? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「好みのタイプ」にまつわるアンケート。

「好みの女性のタイプ」と「付き合う女性のタイプ」は同じ?

「え……、なんでこの人なの?」
「あっちの男性のほうがよかったのに……」

自分好みの男性からは見向きもされないのに、好みじゃない男性から誘われるなんてこと、女子にはあるあるなケースじゃない?

「どうしよう、この人、正直タイプじゃないんだけどなあ……」と悩みつつ、悪い人じゃないから付き合っちゃったなんて過去もあるかもね。

それは男性だって同じ。実は自分の好みじゃない女性と付き合っている、なんてこともなきにしもあらず……。

世の中には、初っ端から“自分のタイプ同士”で付き合えたビンゴカップルなんてそうそういないのかも。ということで、今回はこんなことを男性たちに聞いてみたよ~。

Q.「好みの女性のタイプ」と「実際に付き合う女性のタイプ」は同じですか?

はい:41.8%
いいえ:58.2%
※有効回答数177件

自分好みの女性と付き合える男性は幸せだろうね。ま、自分から積極的に攻めるという努力の結果なのかもしれないけど。

でも現実は、「好みの女性と付き合う女性がイコールじゃない男性」のほうが若干多いという結果に! 女子の恋愛あるあると同じなのかも。

「好みの女性と付き合う派」と「好みじゃない女性と付き合う派」、それぞれの男性の本音に迫ってみるよ~。

「好みのタイプと付き合うタイプは同じ」派の男性心理

好みじゃなければ恋愛感情がわかない

・「好みの女性にしかもともとアプローチしないし、接触しようとしていない」(33歳/金融・証券/専門職)

・「好みの女性のタイプじゃないと恋愛感情を抱かないから」(31歳/情報・IT/技術職)

恋愛の王道は「男性は追う側、女性は追われる側」だもん。「追う側」の男性からしたら、普通は好みじゃない女性に自分から近づかないよね。

だからこそ、早い段階で「恋愛対象としてアリかナシか」の線引きをする。好みじゃないと、アクションを起こさないのは当然よね。

ターゲットにされた女性は、男性から熱心にアプローチされることで、好みのタイプじゃなくとも食事やデートに行くこともあるだろうね。

付き合ってから後悔したくない

・「付き合ってから、やっぱり自分の好みとはちがう人だからと思いたくない」(38歳/その他/販売職・サービス系)

・「軽い付き合いをしたくないから妥協しない」(30歳/情報・IT/技術職)

好みじゃないと付き合いたくないのは、後悔するから。付き合って好きになれたら御の字だけど、好きになれなかったときは付き合ったことを悔やむだろうね。

「好き」という気持ちがなければ、デートプランを考えるのも億劫だし、デートしていても楽しくないし、会うこと自体も面倒になるだろうしね。

それに、好きな女性のワガママならかわいいと思えるだろうし、待ち合わせの時間に遅れても許せるだろうけど、好きじゃなければそういうことも許せなくなるもの。自分が惚れた女性だからこそ寛大になれるんだろうね。

「好みのタイプと付き合うタイプはちがう」派の男性心理

「好みの女性」と「付き合ってうまくいく女性」はちがう

・「付き合う際はいかに楽で気が合うかが大事」(30歳/人材派遣・人材紹介/営業職)

・「顔の好みだけで選ぶなら、遊び相手で十分だと思うし、やはり中身が大事」(36歳/その他/その他)

好みの相手を目の前にすると、かっこつけたり背伸びしたり、なんてことも出てくるだろうね。でも、そこそこの相手なら我慢せず自分らしくありのままでいられる……。

男性は気楽さを求めて、趣味や嗜好など共通点がある、気が合いそうな女性を選ぶこともあるの。

自分好みの顔やルックスではなく、「精神的にくつろげる相手」と付き合う男性は少なくないだろうね。

好みではない相手に、急に惹かれることもある

・「実際に出会う人は十人十色で、理想像とちがう魅力に惹かれて好きになるもの。理想と現実は別物」(36歳/自動車関連/技術職)

・「好みの女性ということは自分にとって完璧な人ということになり、そんな人は実在しないので、現実的には気持ちが動いたほうと付き合ってきました」(39歳/商社・卸/営業職)

恋愛対象になるかどうかは、相手の見た目や最初の印象で判断しがちだけどさ、その情報だけがすべてじゃないよね。

出会ってすぐには、その人の魅力が出てこないことのほうが多いもの。女性だって「この人とはないな~」って思っていたのに、次第に好きになっちゃうこともあるんじゃない?

たとえ男性の外見が好みじゃなくとも、「真剣に仕事に取り組んでいた」とか「親身になって相談に乗ってくれた」とか「困っているときに助けてくれた」なんてきっかけで惚れちゃうことも……。

かかわっていく中で相手の魅力に気づくのは、素敵なことだよね。見た目の情報だけで「タイプじゃない」と思ってしまうのはもったいないことよ。

好みじゃなかった相手が「大切な人」に変わることも……

男女の仲とは不思議なもので、出会った当初は「好みじゃないわ~」と思っていた相手と結ばれることもある!

人は付き合ってみないとわからないもの。自分のタイプじゃなくとも、かかわってみたら相手のいいところに気づいて、ジワジワと好きになっていくこともある。

「そうでもなかった相手」なのに、自分にとって「すごく大事な人」に変わったら、それこそめっけもん!! タイプではなかった男性と付き合って、恋愛の価値観が変わることもあるのよ。

自分の好みかどうかだけで“男性のいい・悪い”を決めつけてしまわないよう、気をつけてね!

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年2月19日~2月20日
調査人数:177人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2019年03月27日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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