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彼氏持ちの女性を好きになったことはある? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「彼氏持ちの女性」にまつわるアンケート。

彼氏持ちの女性を好きになってしまったことはある?

「え~~~! あの子、彼氏いたの?」

男性も女性も、気になる相手が実は彼氏持ち(または彼女持ち)だった……な~んてことはなきにしもあらず。もしくは、恋人がいると最初から知っていたけど、ちょくちょく話しているうちにいつしか好きになることも。

男と女の仲とは厄介なもので、相手に決まったパートナーがいたって、恋してしまうことはある。今回は、男性陣にこんなことを聞いてみたよ。

Q.彼氏持ちの女性を好きになってしまったことはある?

ある:38.8%
ない:61.2%
※有効回答数281件

彼氏持ちの女性を好きになってしまった経験のある男性は、なんと4割近く。でも「彼氏持ちの女性を好きになってしまったことはない」と答えている男性にも、これからそういう事態が訪れる可能性がまったくないとは言い切れない!

だって恋は、いつ起こるかなんて予測のつかない交通事故のようなものだから……。

「彼氏持ちの女性を好きになってしまったことがある」派

彼氏がいてもいなくても、魅力的な人には惹かれてしまう

・「魅力的な女性は、彼氏・夫がいようと好きになってしまう」(29歳/食品・飲料/その他)

・「魅力的に見えたから。たまたま彼氏がいたというだけです」(29歳/建設・土木/技術職)

彼氏がいようと旦那がいようと、魅力的な女性ならば好きになってしまう。「好きなものは好き」「恋するのは自由」……そう、人を好きになる気持ちは誰にも制御できない。だって恋は理性もへったくれもない、頭でするものではなく「心で感じるもの」だから。

逆に「諦めよう」「考えないようにしよう」と試みたとこで、ますます想いは膨れ上がるだけ。恋心を止めさせることなど、まわりの人間はもちろん、当人でさえできないのです。

近い関係性だと、彼氏がいても好きになることが……

・「彼氏の悩みなどの相談を受けているうちに」(34歳/建設・土木/営業職)

・「同僚で面倒を見ていたら好きになったから」(28歳/医薬品・化粧品/営業職)

男性は、彼氏がいる女性とは警戒せずに話せることもある。彼氏がいない女性と頻繁に2人きりになったりLINEをしたりすると、好意があるのかと勘ちがいされることもあるからね。女性だって、独身男性よりも既婚男性から「飲みに行こうよ」と誘われたほうが、かえって身構えなかったりするでしょ。

でも、「この人なら大丈夫だろう」「手なんて出されないよね」という安心感からはじまる恋愛もあるんだけどね。くれぐれも“ドロドロの恋愛劇”にならないよう気をつけて(笑)。

「彼氏持ちの女性を好きになってしまったことはない」派

あとあと面倒なことになりそう

・「そんなことしたら彼氏に殴られそうだし、いろいろ問題を起こしたくない」(31歳/その他/その他)

・「やはり揉めたくないし、こっちに振り向かないと思うから」(28歳/小売店/営業職)

「面倒は避けたい」「どうせ振り向かない」の真意は、「行けそうなら行くけど、どうせ無理なら時間のムダ! だからやめとこ!」というリスク回避(笑)。

でも、諦めることができるなら、そこまで好きではないともいえるよね! 本気で好きになってしまえば、簡単には諦められないのが恋というもの。恋愛よりも自分の環境や立場が大事なら、パートナーがいる女性をどうにかしようとはならないでしょう。

「彼氏がいること」を知ると、恋愛対象外になる

・「彼氏がいるとわかると少し冷めるから。別れたらべつだけど」(38歳/情報・IT/技術職)

・「彼氏がいると知った時点で、家族や会社の同僚と同じく恋愛対象外になるから」(39歳/機械・精密機器/技術職)

最近の男性は、恋愛に対して保守的なタイプも増えている。女性だったら、こういうときに“恋愛対象から外す”のではなく「好きになるべきじゃなかったけど、好きになっちゃったんだから仕方ない!」って開き直る人も多いはず。

しかも、彼女や奥さんがいる=「まったく魅力のない男ではない」ってことでもある(笑)。「ちょっといいな」「あの人、素敵」と気になった男性が、実は結婚していると聞くと、「あ~、やっぱりね」なんて妙に納得してしまうこともよくあるよね。

恋の教訓:「彼氏がいる私を口説いてくる」なんてことで、モテた気になっちゃダメ!!

「私に彼氏がいるって知っているのに、なんで?」

……あなたに彼氏がいたって、かまわずに口説いてきたりデートに誘ってきたりする男性が今現にいるかもしれないし、またはこの先どこかで現れるかもしれない。

言い寄られたら困る相手だとしても、「それくらい私のことを想ってくれているの?」となれば、女として悪い気はしない、かも……!? 相手が本気なら、今彼とその彼を天秤にかけて“自分が幸せになれるのはどっちか”を考えることもアリといえばアリでしょう。

ただし、注意してほしいのは、それは“遊び目的”かもしれないってこと!

たしかに「彼氏がいようがいまいが、僕の想いは変わらない!」「たとえ人のものだとわかっていても、好きな気持ちは止められない!」と、あなたが彼氏持ちだと知りながらもアタックして奪おうとしてくる、男気のある人もいるでしょう。

しかし、単に遊びたい気持ちから“彼氏持ちの女性”に言い寄ってくる男性も。

彼氏のいない女性を誘って本気になられたら、トラブルのもとでしょ。彼氏持ちの女性のほうが、適当に遊ぶにはちょうどいいのよ。「彼氏がいるのにこうなった」……となれば、女性側にも罪を被せられるし、自分だけ責められずに済むからね。

そういう男性は、心の隙間をねらうのがうまい。彼と喧嘩しちゃった、彼が不満や愚痴を聞いてくれない、忙しくてなかなか会えない、最近すれちがいばかりで寂しい……なんて隙を突いてくる。「好意があると思わせておく」ことで、チャンスをうかがっているの。

男性がアプローチしてくるのは「私が魅力的だから」とは限らない。彼氏持ちの女性と遊びたがる男も存在する、ってことも覚えておいてね。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年10月10日~10月12日
調査人数:281人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2018年11月21日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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