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独り言が多い人の心理とは? 危険な独り言と対処法

高見綾(心理カウンセラー)

うるさくて気になる。「他人の独り言」を抑えてもらうには?

まずは自覚を促すこと

ストレスから独り言を言っている人は、自分では気づいていないことが多いので、まずは自覚してもらうことからはじめるといいでしょう。

独り言に対して「え?」「どうしたんですか?」と反応する、同僚や後輩などが相手であれば「独り言多いですね」と素直に伝えてみるのもひとつの方法です。

「大丈夫?」とフォローする

ただし、自覚を促しても、根本的な要因が取り除かれないと、独り言が減らないこともあります。

仕事に対する不安やプレッシャーなどが原因であるのなら、温かく見守りながら、仕事をちゃんと覚えていけるように周囲がフォローしてあげたり、「大丈夫?」「困ったら声かけてね」と声がけしたりしておくとよいでしょう。

助けを求めても大丈夫なんだと思ってもらえれば、少し安心できるはずです。仕事のストレスが軽減すれば自然と独り言は減っていくでしょう。

寂しさや孤独感が原因で、誰かに話を聞いてもらいたいと思って出る独り言の場合も、「どうしたの?」と声をかけ、何か悩みがないか話を聞いてあげると◎。自然と減っていくことが多いです。

かまってほしい相手には反応しない

助けを求めているのではなく、かまってほしくて独り言をつぶやいている人の場合は、独り言に反応しないほうがいいでしょう。

誰も反応してくれないことがわかれば、アピールする意味がなくなります。

かまってほしくて独り言をいう人は、基本的にコミュニケーション下手なので、その人を含めてざっくばらんに会話ができるような職場の状況をつくっていくことが大切です。

それでも独り言が減らないようであれば、上司からやんわり注意してもらうなどの方法を考えましょう。

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