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「モテる女」と「モテない女」、どっちと付き合いたい? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「モテる・モテない」にまつわるアンケート。

「モテる女」と「モテない女」、彼女にするならどっち?

「いいよね~。あの子、いつもモテモテで……」
「結局、かわいい子って得なのよ。男にチヤホヤされてさ」
「なんであの子ばっかり誘われるの?」

飲み会だろうが、婚活の場だろうが、女性がため息をつくときのフレーズがコレ。

どんなに女性が自立できるようになっても、恋愛市場ではまだまだ「誘われる」受け身スタンスが多いのが現状。そんな女性にとって「モテる・モテない」は目を背けられない問題! モテるかどうかで、恋の結末が決まってしまうこともあるんだから。

で、男性は「モテる女・モテない女」についてどう考えているのかも知りたいところ。今回はこんなことを聞いてみたよ~。

Q. 「モテる女」と「モテない女」、彼女にするならどっち?
※ここでいう「モテる」とは、恋愛対象としてモテるという意味

モテる女:57.6%
モテない女:42.4%
※有効回答数217件

「モテる女」が優位という結果になったものの、「モテない女」を支持する男性の存在も明らかに!! さて、それぞれの本音はいかに?

「モテる女を彼女にしたい」派

「モテる」=「魅力がある」ということ

・「モテるのはきっと理由がありますから。魅力的な人と付き合いたいです」(36歳/情報・IT/販売職・サービス系)

・「容姿なり性格なり、モテる要素がある人のモテる要素を好きになると思うから」(31歳/不動産/営業職)

そう、モテる女には“モテるなりの理由”があるの!

男性に好かれる女性の条件に“容姿のよさ”が上げられることは多い。しか~し、モテるのは必ずしも「とびきりの美人」というわけでもない。だって、外見は普通なのに彼氏が途切れない女の子、あなたのまわりにもいるでしょ。

モテる・モテないは美醜で決まるわけではない! その人なりの魅力が必ずあるはず。モテる女というより「魅力的な女性」と付き合いたいと思うのは、当然かもしれないね。

「モテる女」と付き合うことがステータスになる

・「みんなから好かれる女性と付き合うと、ステータスを感じる」(39歳/医療・福祉/専門職)

・「ある程度はまわりに自慢してみたいという気持ちもある」(31歳/電機/技術職)

うんうん、この男性たちは「自分がどれくらいイイ女と付き合えるか」を自慢したいわけですよ。

「え、あの子と付き合ってんの? お前どうやって落としたんだよ!」
「あんないい子と付き合えるなんて、幸せだな」
……って羨ましがられたいの。

「モテる女が、群がる男を蹴って俺のところに……」なんて、そりゃあ誇らしいでしょう。自分はほかの男よりも秀でていると解釈し、男としてのプライドが満たされるんだから。

「モテない女を彼女にしたい」派

「モテる女」と付き合うと大変

・「モテる女だとほかの男から声をかけられたりして、ヤキモチをやいてしまう」(38歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

・「モテる女性は疲れる。何かと心配しないといけないしね」(34歳/建設・土木/その他)

モテる女が彼女だと、「ほかの男に言い寄られるかも」という心配はつきもの。会えない日は彼女が何をしているか気になって仕方なかったり、LINEの返信が遅いと「男と会っているんじゃないか」と悪いほうに考えてイライラしたり……。

必要以上にヤキモチをやいてしまい、束縛や監視をしなきゃ気が済まなくなることも。モテる女と付き合うには、男性の度量が試されるかもね。

「モテない女」のほうが控えめで好き

・「モテない女性のほうがモテる女性より、素直で控えめな印象がある」(35歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

・「モテない女性のほうが、キャピキャピしていないから」(34歳/情報・IT/技術職)

ふんふん、なるほどね~。この意見の男性たちって、「モテる=派手で目立つ」「モテない=地味で控えめ」というイメージを抱いているのかな。後者のような奥ゆかしい女性を守ってあげたいと思う男性はたしかにいるよね。

「モテない女性のほうがキャピキャピしていない」……そうね、モテる女性はきっと明るいだろうし、コミュニケーション能力が高くて人脈も広そう。そんな社交的な女性に引け目を感じているのかも?

恋の教訓:モテるかどうかより「誘われやすい女性」を目指そう!

「な~んだ、別にモテなくてもいいのか」なんて、ホッとしている場合じゃないよ。

「私の人生に男なんて不要!」「恋愛より仕事がすべて!」という信条があるならともかく、好きな人との恋を成就させたい・いつか幸せな結婚をしたいと思うなら、モテないよりはモテたほうがいい!

今回「モテない女性がいい」と答えた男性だって、その本音に隠れていたのは“自信のなさ”。そう、男性たちが女性に求めているのは「声のかけやすさ」なの。その女性がモテるかどうかより、自分から誘えるか誘えないかのほうが重要なんだよ。

モテる女性は「この子、誘いづらいな」とは思われない。男性から気軽にデートや飲み会に誘ってもらえて、恋に結びつきやすい。

誘われることこそ、恋愛への第一歩……。 “恋の入り口”に立たなきゃ何もはじまらないよ!

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年11月29日~12月4日
調査人数:217人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2019年01月09日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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