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【FPが伝授】貯金できない人でも簡単に貯められる方法

根本 寛朗(ファイナンシャルプランナー)

唐沢未夢(ライター)

お金が貯まる! 貯金体質になるためにできること

続いては、お金を貯められない人が貯金体質になる方法を伝授してもらいました。

貯金ができる方法5つ

お金の流れを把握する

まずは毎月自分が何にお金を使っているのを把握することが大事。買い物をする際はレシートをもらい、クレジットカード払いのものは利用明細を確認します。確認した際に、何に使ったか、何のために買ったかわからないものは無駄遣いと言っていいでしょう。毎月確認することを習慣化することで、無駄な買い物を減らしていくことができますよ。

お金の「使う」目的を色分けする

貯めたお金の使い道を決めることも重要。たとえば、老後の資金や子どもの教育資金、マイホーム購入など、「○○のために貯蓄をする」と目的を決めることがポイントになります。

「生活口座」と「貯蓄口座」を分ける

家賃や水道光熱費などが引き落とされる口座で貯蓄をするのではなく、給与振込、家賃や光熱費、カードの決済などは「生活口座」に、貯蓄をする口座は「貯蓄口座」へ移しましょう。「生活口座」は毎月の出入金を管理できて、取引明細を見れば月々のお金の流れが分かるので、家計管理が簡単になりますよ。

使う前に強制的に貯蓄できる仕組みをつくる

貯蓄するためには、“貯蓄できる仕組み”をつくることが大事です。そこで、お金を使った残りを貯蓄に回すのではなく、貯蓄後の残ったお金で生活をしましょう。その際、貯蓄したお金は「最初からなかったもの」として考えることがポイント。銀行の自動積立定期預金などを使い、給与が入ったと同時に自動的に積立できる仕組みを整えてください。

途中で引き出せない仕組みをつくる

強制的に貯蓄できる仕組みができたとしても、途中で使ってしまっては貯蓄額を増やすことはできません。貯蓄はするけど結局引き出して、全然貯まってないないという人は引き出せない仕組みをつくることも必要です。たとえば、老後のための貯蓄であれば、iDeCoなどの確定拠出年金を利用すれば、60歳まで引き出すことができません。また、個人年金保険や貯蓄型の生命保険は、早期で解約すると払込金額を下回って損をしてしまいますので、引き出しづらくなります。こうした商品を利用して途中で引き出せない環境を整えてください。

次ページ:パートナーが貯められない体質だったときの対処法

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