会社を辞めたい時にとりあえず考えること
辞めるべき? 続けるべき? 見極め方とは
続いて「仕事を辞めるべきか続けるべきか」の見極め方について紹介します。基本的には自分で問題を解決できる可能性があるかどうかを判断基準にするといいでしょう。
辞めたほうがいい場合
心身に異常が出ているケース
基本的には自分の人生をより豊かにするために仕事をしているはずです。身体やメンタルを壊してまで、仕事をする必要はないでしょう。
周囲の環境がどうしようもないケース
周囲の環境を直接的に変えるのは難しいケースもあります。たとえばパワハラやセクハラの問題を人事部などに相談してもまともに対応してもらえない時など。このようなどうしようもない環境を変えようと思っても、時間が浪費されるだけですし、辞めることを視野に入れるといいでしょう。
会社を続けたほうがいい場合
努力できる余地が残されているケース
自分の努力で今の環境をよくできる余地があるのであれば、もう少しがんばってみてもいいでしょう。給料面で不満があるのなら、直談判という方法もあります。嫌な上司や同僚がいるのであれば異動願いを出すことも検討しましょう。
仕事量が多すぎるという場合は、まわりに打ち明けてヘルプを出してみると現状を変えるきっかけになるかもしれません。
精神的にしんどいのであれば、それを話せる人に打ち明けてみるのもいいでしょう。貴重な人材に辞められるより、悩みを正直に打ち明けてくれたほうがうれしいと感じる上司や経営者もいるということは知っておくといいでしょう。
単純に疲れているケース
まずはしっかり食事や睡眠をとって身体と心を休ませましょう。回復してから改めて辞めるかどうかゆっくり考えてみると、仕事についてちがった見方ができるようになるかもしれません。