お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

旦那が気持ち悪いと感じる原因は? 生理的に無理だと感じる時の対処法

高見綾(心理カウンセラー)

朝日絵美瑠

旦那を気持ち悪い、嫌いだと感じてしまう時の原因とは? 生理的な嫌悪感を抱いてしまう時の対処法を心理カウンセラーの高見綾さんが解説します。

好きで結婚したはずの相手なのに、なぜか旦那を気持ち悪いと思ってしまう……。新婚の時は想像もしなかった自分の気持ちの変化に戸惑っている方も多いでしょう。「さわられるのがイヤ」「一緒の空間にいるのも耐えられない」など、人によって状況はさまざま。このマイナスの感情は、一体、何が原因なのでしょうか。そこで、心理カウンセラーの高見綾さんに、旦那を気持ち悪いと感じてしまう心理的な要因やメカニズム、さらに対処法についても聞きました。

旦那を気持ち悪いと感じる原因とは?

一生のパートナーである旦那さんを気持ち悪いと感じてしまったら、今後の生活についても漠然と不安を感じてしまいますよね。まずは、どうして自分が気持ち悪いと感じるようになってしまったのか、その原因について考えてみましょう。

旦那への積み重なった不満が根底に

そもそも旦那さんの何を気持ち悪いと感じているのかによって、原因にもいくつかパターンがあります。

生理的に気持ち悪くなる

わかりやすい例としては、旦那さんを生理的に気持ち悪いと感じるパターンがあります。結婚生活が長くなるにつれて、奥さんに対して気を許すあまり、だらしない服装になったり、平気で目の前でオナラをしたりするような旦那さんも少なくありません。また、年齢とともに、太って体型が変わったり、体臭がきつくなったと感じることもあるでしょう。そんな旦那さんの変化を、女性は不潔に感じて、気持ち悪いと感じるのです。

女性ホルモンのバランスが変化

また、女性ホルモンのバランスが変化したことで、旦那さんを気持ち悪いと感じることもあります。特に子どもが生まれると、女性はホルモンのバランスが母モードに切り替わります。これまで夫婦として生活していたのが、父と母という関係性に変化するのです。そのため、女性が子どもの世話で必死になっている時に、旦那さんに夫婦として甘えられると、嫌悪感が募って気持ち悪いと感じるのです。

夫婦のすれちがいがきっかけ

さらに多いのは、夫婦のすれちがいをきっかけに、気持ち悪いと感じるようになったパターン。女性は本来、日々の出来事をパートナーに話して共感してもらい、分かち合いたいという欲求を持っています。それに対して、旦那さんが興味のない様子で適当な返事をしたり、否定したり、気持ちに寄り添わずにアドバイスをしたりすると、女性は自分を理解してもらえないんだと怒りを感じます。そんな風に日常的に不満がたまっていくと、イライラして攻撃的になり、その感情をうまく処理できなくなって、旦那さんへの嫌悪感へとつながります。それが、気持ち悪いという感情となって表れるのです。

このように、旦那さんを気持ち悪いと感じる原因についてはいくつかパターンがありますが、その根底には、旦那さんへの積もり積もった不満があると言えますね。

次ページ:旦那を気持ち悪いと感じるのは一時的なもの?

SHARE