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一目惚れ結婚は長続きする? 成功と失敗パターンの違い

織田隼人(心理コーディネーター)

パンジー薫

結婚相手は時間をかけてじっくり吟味したい……。そう思う人は少なくないはず。では、相手を吟味せず、初対面で恋に落ちる「一目惚れ結婚」の場合はうまくいくもの? 今回は一目惚れ結婚がうまくいくパターンと失敗するパターンについて、男女の恋愛にくわしい心理コーディネーター、織田隼人さんに解説してもらいました。

そもそも一目惚れとは?

よく知らない相手を突然好きになるのはどうしてなの? まずは、人間が一目惚れするメカニズムについて織田さんに教えてもらいました。

ケース1:理想に近い

人間の想像力は豊かですが、想像したものを具現化するには限界があります。そのため、自分が理想として描いた人物が実在する人間として目の前に現れると、「理想が具現化した」と大きな刺激を受けて好意を抱くことがあるのです。

とくに男性は、キュート系が好き、セクシー系が好きなど、好きなタイプがはっきりしている人が多いもの。自分の求める要素が揃っている女性を見つけると一目惚れしやすい傾向にあると言えます。

ケース2:10秒ほど目が合った

アイコンタクトも「一目惚れ」が起きる理由のひとつ。ある研究によると「8秒程度見つめ合うことで男性は一目惚れしやすくなる」という結果があるそうです。ポイントは1、2秒といった短い時間ではなく、10秒ほど見つめ合うこと。これにより「自分たちは見つめ合うほどの関係なんだ」という認識を持ちやすく、一目惚れが起きると考えられています。

ケース3:自分に近い存在

人は、自分や家族に似ている部分がある人、つまり「自分に近い人」に親しみを感じて惹かれる傾向があります。よく、女性は父親に似た人を好きになると言いますが、一番身近な異性である父親はその女性にとって「近い人」と言えるため、一目惚れへと発展しやすいケースなのです。

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