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甘酒の効果とおいしい飲み方~炊飯器で作る甘酒レシピ~

園部裕美

ファナティック

甘酒の飲み方と注意点

美容や健康目的で甘酒を飲む場合、どれくらいの量をどんなタイミングで飲めばよいのでしょうか。甘酒の飲み方と注意点について解説します。

甘酒の飲み方

園部:米麹甘酒も酒粕甘酒も、どちらもほとんどが糖分です。いくら健康にいい成分を含んでいるとは言え、大量に飲めば血糖値が急上昇し、太ってしまいます。1日に飲む量としては100ml程度にしておくのがよいでしょう。

また、甘酒だけで飲むと糖分の吸収が早いため、豆乳で割って飲んだり、食後に少し飲むようにするのがおすすめです。運動前後の糖質補給にもよいでしょう。太りたくないという方は特に、夜遅くに飲むよりも、活動量が多い朝や日中に飲むようにしてください。

甘酒のおいしい飲み方

園部:糖質の吸収スピードを抑えるためにも、何かと合わせて飲むことをおすすめします。ホットでもアイスでもいいですが、米麹の場合、麹菌が50度前後で死滅してしまうため、温める場合は人肌程度にしておきましょう。

甘酒しょうが豆乳

05

甘酒……50cc
豆乳……50~150cc
しょうがすりおろし……小さじ1/2

甘酒黒ごまきなこ

06

甘酒……50cc
すり黒ごま……ひとつまみ
きなこ……小さじ1
豆乳……100cc

甘酒ココナッツココア

07

純ココア……小さじ1
甘酒……50cc
ココナッツミルク……50cc
豆乳……100cc

上記のレシピは、基本的にすべて材料を混ぜるだけでOKです。甘さが強い場合は、お好みで豆乳の量を増やしてください。「甘酒ココナッツココア」は、ココアを少量のお湯で溶かしてから、甘酒、ココナッツミルク、豆乳と混ぜます。ホットの場合は温めた豆乳を混ぜてください。

甘酒を飲むときの注意点

園部:甘酒はでんぷんがブドウ糖に分解された飲み物なので、吸収がとても早いです。運動後などを除いて、一度にたくさん飲みすぎると血糖値が急上昇し、肥満につながったり、低血糖による集中力の低下、眠気、だるさなどの症状が出てきます。空腹時や起きてすぐ、夜寝る前に飲むことはなるべく避けてください。甘酒は、料理やドリンクの甘味付けとして利用するのがよいでしょう。

次ページ:甘酒の作り方

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