生理期間が長い……。生理が長引く原因と対処法
生理期間が長引く原因
基本的には、8日以上続くと「過長」であるといわれる生理期間。でも、なぜ生理期間が長引いてしまうの……? ここでは、その原因について見ていきましょう。
考えられる3つの原因
(1)子宮の病気の場合
子宮のがんやポリープ、子宮筋腫、子宮腺筋症といった病気がある場合、生理が長引いたり、生理ではないときに出血する不正出血が見られたりすることがあります。
(2)ピル内服
種類にもよりますが、ピルは一定のホルモン量を含んでいるお薬。自然の状態とは異なり、身体が一定のホルモンをキープする状態になるので、不正出血をしやすい傾向にあります。したがって、生理と不正出血を勘違いしている可能性があるかもしれません。ピル内服中の不正出血は、がんや病気ではないことが確認されれば問題ありませんが、気になるようであれば種類を変えると改善されることも。処方の際に相談してみてください。
(3)ホルモンバランスの乱れ
ストレスやダイエットにより、頭の中のホルモンを司る部分の働きが弱くなることがあります。その場合、生理期間が長くなってしまうケースが。また、初潮を迎えたばかりの思春期や閉経直前なども同様の症状が出ることがあります。
経血の色や量によって原因に違いはあるの?
基本的に経血がスムーズに出ると、フレッシュなので赤い鮮血であることが多いです。一方、経血が少量だったりどこかに留まっていたりすると、酸化するために茶色くなります。量による原因やリスクのちがいは多岐にわたるため自己判断をせず、不安を感じたら医療機関へ相談するといいでしょう。