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【専門家監修】同室or別室、どっちが正解? 「夫婦の寝室」問題

すずね所長(三松真由美)

夫婦で別々の寝室に寝るメリット&デメリット

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続いて夫婦で別々の寝室に寝るメリット&デメリットについて紹介します。同室で寝るのとちがい、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

(1)メリット

(1)ストレスフリー

わざわざパートナーと寝る時間を合わせたり、パートナーに気を使って行動する必要がないため、基本的に気楽にストレスフリーで過ごせます。ストレスがないため心に余裕も生まれ、相手を思いやれるようにもなります。

(2)自分の感情を整理できる

夫婦ケンカをした際、寝室が同室だと、いや~な雰囲気の中、一緒に寝なければなりません。しかし別室であれば、相手と離れて感情を整理しやすく「ああ、私も悪かったな」と反省することができます。

(3)マンネリ化を防止

夫婦同室だとスキンシップレス防止にはなりますが、マンネリ化の抑制にはなりません。別室にしておいて、週末はどちらかの寝室で一緒に寝るというルールを作っておくと、少しワクワク感が芽生えることもあります。「倦怠期から脱したい!」と悩んでいる夫婦は、たまには別室で寝てみてはいかがでしょうか。

デメリット

(1)親近感が薄れる

気軽にスキンシップのできる夫婦であれば問題ないですが、そうでない場合は別室にして2人の時間が減ることで、スキンシップレス、キスレスになりやすくなります。

(2)子どもに両親は「仲良しじゃない」と思われる

一般的には「夫婦同室」の割合が多いため、友だちから「うちはパパとママが一緒の部屋で寝るよ」という話を聞いて不安になる子どももいます。

(3)パートナーの異変に気付きにくい

同室のメリットで、「お互いの不調を発見できる」とお伝えしましたが、別室の場合はこの逆となります。相手と一緒に過ごす時間や機会が少なくなるため、相手の異変に気付くのも遅れてしまいます。

夫婦別室派向け! 注意点

(1)別室の理由をはっきりさせる

別室理由は「相手の睡眠を邪魔しないため」など、はっきりさせてお互いに共有することが大切です。「あなたのことが嫌だから別々に寝るのではない」と明言することで、夫婦仲も安定します。

(2)スキンシップする機会を作る

スキンシップレスにならないよう、週末は一緒に寝たり、外出時には手を繋ぐなど、2人の間にふわっとしたルールを作りましょう。「ルールなんだから守って!」と、ガチガチに相手を拘束するのはNG。あくまでもソフトなルールで運用すると、お互い負担にならずうまくいきます。

(3)365日のうち、一緒に寝る日を設ける

体感温度が違うために別室で寝ている場合は、冬は寒いから一緒に寝るなど、365日別室という事態を避けるようにしましょう。

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