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恥ずかしがり屋の原因と克服法

髙木希奈

「恥ずかしがり屋」を今すぐ克服したほうがいい理由

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ネガティブなイメージの多い恥ずかしがり屋ですが、克服すべきなのでしょうか? ここからは恥ずかしがり屋でいることが及ぼすデメリットについて紹介します。

恥ずかしがり屋であることは「個性」なので、克服すべき! といった理由は特にありませんが、以下の場合は克服が必要になります。

「社交不安障害」となり、日常に支障をきたす

さきほどチラッと紹介しましたが、恥ずかしがり屋が度を越すと、「社交不安障害」といって、人前で何かをすることが苦痛でたまらなくなってしまいます。具体的には、周りの人から見られている、見られるかもしれないという恐怖感や不安感により、赤面、手の震え、吐き気、多量の発汗、頻尿などの症状が出て、次第に人との交流を避けたり、学校や仕事に行けなくなったりして引きこもるようになります。

また、「社交不安障害」は、パニック障害やうつ病など、二次障害を引き起こす可能性もあります。パニック障害とは、お笑い芸人「中川家」の兄・中川剛さんも闘病していましたが、理由もなく突然、動悸やめまい、発汗、息苦しさ、吐き気、手足の震えといった発作を起こす病気のことです。いつ発作がくるのか、本人にはコントロールできない恐怖があるため、「人に会うのが怖い」「外出が怖い」といった具合に、日常生活に支障をきたしてしまいます。

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