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別れ話の上手な切り出し方とは? 連絡手段・場所・セリフ選びのコツ

織田隼人(心理コーディネーター)

別れ話の切り出し方【連絡手段編】

では、どんな手段を使って別れ話を切り出すのが良いのでしょうか。ここからは、各手段のメリット・デメリットを考えながら解説していきます。

(1)直接話す

あなたに勇気があるなら、直接話すことをおすすめします。それが、今まで付き合ってきた相手への誠意の見せ方です。

直接話すメリットは、誤解が生まれにくいこと。ニュアンスの違いや、解釈の違いが生まれにくく、思っていることがそのままきちんと伝わりやすいはずです。

ただし、面と向かって話すのは緊張してしまったり、言葉に詰まってしまったりする人もいます。場合によっては、それがデメリットに働くこともあるでしょう。

(2)電話

電話も比較的思いが伝わりやすい手段でしょう。

直接会って話すのと同様、誤解が生まれにくいメリットがあります。ただし、相手の顔を見て話せるわけではないため、細かな感情の動きが読み取りにくい難点も。

とはいえ、対面よりも緊張せず、自分のペースで話すことができるかもしれません。

参考記事はこちら▼

電話で別れ話をするコツをさらに詳しく解説します。

(3)LINE・メール

直接の対話や電話に比べ、声で相手の様子を窺えないのがLINEやメールのデメリット。

しかし、場合によってはLINE・メールで伝えた方がいいこともあります。相手がストーカーのようになってしまったり、会話だと感情的になってしまったりすることが予想できるなら、文面を通して気持ちを伝えるのもありでしょう。

参考記事はこちら▼

LINEで別れ話をするコツをさらに詳しく解説します。

(4)手紙

現代において、手紙のやり取りに頼るカップルは少ないはず。そして、手紙で別れを切り出すことはあまりおすすめできません。

デメリットの1つ目は、レスのやり取りが難しいこと。どうしても一方的な通達になってしまう他、仮にやり取りしようものならかなりの時間がかかってしまうでしょう。

2つ目は、形に残ること。別れ話の文面がそのまま相手の手元に残り、それが遺恨となってしまう可能性もあります。

よっぽどの事情がない限り、手紙は避けた方がいいでしょう。

おすすめの連絡手段は?

専門家がおすすめする別れの切り出し方とは? 織田隼人さんに聞きました。

基本的には、電話か会って別れを告げる方法をおすすめします。LINEやメールで別れ話を切り出しても、結局「直接話がしたい」という流れになりがちだからです。

会って別れ話をする場合、最後までしっかりと主導権を握って「別れる」という気持ちを伝え続けることが大切となります。かなり心の負担が大きいですが、頑張ってやり通しましょう。また、会って別れ話をすることは、相手の恋心にとっても一番の供養となるのです。

もし会って別れ話をするほどの勇気がない場合には、電話で伝えましょう。通話は相手に対して声が届くので「感情」が伝わりやすいです。人は、表情よりも声のトーンから感情を察知するので、通話でかなりの感情を相手に伝えることができます。

(織田隼人氏)

▶次のページでは、場所やタイミング、セリフなど、別れ話を切り出す時のコツを解説します。

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