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【マナー講師監修】会社へ結婚報告する方法~時期、タイミング、好印象な伝え方~

松本繁美(マナーアドバイザー)

伝えるポイント

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結婚の報告の仕方は、伝える相手や結婚式に招待するかどうかによっても、伝え方が変わります。

●職場の上司への伝え方

職場の上司は忙しいもの。必要な内容をビジネスライクに伝えることが好まれます。また、相手を結婚式に招待するかどうかでも伝え方が変わります。

◆伝えるべき内容

結婚の報告で、職場の上司が最も知りたいことは、「(結婚する)本人は結婚後も働く意思があるかどうか」という点でしょう。女性が結婚する場合は、将来的に出産をともなうのかどうか、なども上司は確認したいかもしれません。結婚の報告をする際には、自分から、結婚後の就業の意思と妊娠・出産への希望などをできるだけ具体的に伝えるようにしたいものです。

また、結婚相手の職業によっては転勤の可能性が高く、転居の可能性も出てきます。パートナーの業務内容によって、自分の異動・転勤、または退職を申し出なければならない可能性があることを、結婚相手の紹介をすると同時に予告した方がよいでしょう。

タイミングとしては、忙しい時間を避け「少しお時間をいただけますか?」と確認したうえで報告をします。個人面談の予定がある場合は、その時に、伝えれば合理的です。もちろん、職場や雇用形態によって様々な対応となるので、社員規則や契約状況などをしっかり調べ、誰に報告することが最もよいのかをよく考えたうえ、的確に伝えることが大切です。

◆結婚式に招待する場合

結婚式に招待する上司には、予定をあけておいてもらう必要があります。結婚の報告とともに、式場と日時をあわせて伝えることできるとベストです。さらに、スピーチなどを頼みたいと考えている上司には、結婚する相手のプロフィールを伝えるとよいでしょう。予めプロフィールを作成して提示してもよいかもしれません。そして、同じ職場から他に誰を招待するか、ということも相談しておくとよいでしょう。

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