ちやほやされたい女性の特徴とは？　心理と上手な付き合い方

「私ちやほやされてるんです」アピールがすごい「ちやほやされたい女」。

「男の人と一緒にいるほうが楽だなー」「あーまた告白されちゃった。どうしよう。友だちだと思ってたのに……」などアピールされると、ついイラっとしてしまいませんか？

この記事では、ちやほやされたい女性の特徴となぜこのような行動をとるのか、職場にいるときの対処法を考察します。

ちやほやされたい女性の特徴

ちやほやされたい女とは、なるべく多くの男性の好意を集めようとする女です。彼女たちにとって男性は大事な「ちやほや製造マシーン」。

できるだけ多くのちやほや製造機を育てることが、彼女たちの至上命題です。彼女たちは下記の特徴があります。

（1）「男性から好意を持たれている」話をやたらする

ちやほやされたい女は、ことあるごとに周囲に「男性から好意を持たれている」話をぶっこんできます。

どんな話題でも、「自分はたくさんの男性に好かれている」というアピールにつなげる話術には、感嘆すら覚えます。

達人レベルになると、「人工知能」「ウミガメの産卵期」など、およそちやほやとは無縁そうな話題でも「たくさんの男性に好かれた」エピソードにつなげられるようになります。

（2）男性が好むモテ服を着る

ちやほやされたい女は、「なるべく多くの男性からかわいがられたい」という強い願望を持っています。そのため、「なるべく多くの男性が好みそうな格好」をして、効率的に好意を得ようとします。

男性が好む服の最大公約数といえば「女子アナの服」。ゆるふわロングの巻き髪、揺れピアス、白とベージュとペールカラーの服、フレアスカート、パンプス、これらの「モテ」オーラを発揮している服を着こなします。

一般的に男性はモードやトレンド、変わった要素を嫌いますので、あくまでコンサバ至上主義。モード要素は一切いれず、あえてちょっとダサめにします。

「服がかわいいね」と男性が褒めてきたら、笑顔で「ありがとう～でもこれGUなんだ～」と「私は金がかからないから大丈夫だよ」アピールもぬかりありません。

（3）初対面の印象がやたらいい（特に男性）

ちやほやされたい女は、「なるべく多くの男性からかわいがられたい」願望を叶えるため、初対面では「最高の印象」を与えようとします。人懐っこく、すぐなつき、甘え、頼って相談します。

男女問わず人間は、他者から好意を持たれたり頼られたりしたらうれしいものです。彼女たちは「もう本当に頼りになるー」「〇〇さん大好きー」「〇〇さんだけですよーこんなに話せるの」などのキラーフレーズ（ただし誰にでも言う）を駆使して、「好意の種」を周囲にばらまき、すくすくとちやほやが実るのを待ちます。

（4）男性を優先し、女性を雑に扱う

ちやほやされたい女は、初対面の印象がやたらいいですが、だんだん男性と女性の扱いに明確な差が出てきます。

女性は、彼女たちが求めるちやほやを提供してくれないので、あっという間に扱いが雑になります。女性との約束があっても男性を優先してすっぽかしたり、自分より好かれている女子の陰口を言ったり、もめ事があったらすぐに力がある男性に相談して同情を買って、周囲を悪者にしたりします。

そのため、女性からの評価はダダ下る一方ですが、男性たちからの評価はいいままで、男性と女性の間で認識ギャップが生まれます。

（5）都合が悪いことは「嫉妬されてるんだよね」で済ませる

女性から嫌われることになってもちやほやされたい女は気にせず、魔法の言葉「私、好かれてるから嫉妬されるんだよね」で済ませます。

男性に対しても「私、女の子にあまり好かれなくて……だから、男性と仲よくするほうが楽なんです」とアピールして味方に引き寄せます。

達人レベルになると、「やらかした失敗を指摘される」など、明らかに自分が悪くても、都合の悪いことはすべて「私、嫉妬されてるから……」で済ませます。

（6）浮気癖があり、罪悪感がない

ちやほやされたい女性は「なるべく多くの男性の好意を集める」ことが目的です。そうなると当然、そのうちの何人かから告白されるように。しかし振ってしまうと、大事に育ててきた、ちやほや製造マシンを失うことになってしまいます。

そのため、彼女たちは「浮気相手としてキープ」するか「浮気はしないが精神的にキープ」をして、「ちやほや」され続ける環境を整えます。いつも複数名を心身ともにキープしているので、浮気に対する罪悪感などはありません。

サークルがあればクラッシュし、会社があれば浮気・不倫をし、浮気相手を何人もキープする状況を作って「私を守ってくれる騎士（ナイト）なの……」とプリンセス発言をすることも。

ちやほやされたい女性の心理

なぜちやほやされたい女は、ちやほやを求めるのでしょうか。

それは、彼女たちが自分に自信がなく、「なるべく多くの人に愛されれば、自信をつけられる」と思っているから。

ちやほやされたい女は自信満々に見えますが、実際は逆で自信がありません。お腹がいっぱいのときに目につくものすべてを食べようとしないのと同じで、大事な人に愛されているという自信がある人は、過剰にちやほやや好意を求めないものです。足りていないからこそ、執着し、求めます。

「自分を認めてほしい」「愛してほしい」という感情は、ちやほやされたい女に限らず、人類誰もが持つ感情です。両親や家族、友人、教師、恋人、趣味友、仕事などによって認められて自分の居場所を得ることで、人は「自分は必要とされている人間だ」「自分は存在するに値する」と実感できるようになります。

しかし、ちやほやされたい女は、「自分は必要とされている」「自分は存在するに値する」という自信がありません。実際、ちやほやされたい女はときどき「私、実は自信がないんだよね」「親が厳しくて、あまり褒められた記憶がない」といったことを口にします。「愛されていないのではないか」「本当は誰からも必要とされていないのでは」と不安になり、十分に満たされた気持ちになっていないからこそ、できる限り多くの人から愛情を求めようとします。

彼女たちが「男性」にターゲットを絞るのは、いくつか理由があります。まず、「女は男に愛されてこそ価値がある」という価値観を持っているから。この価値観は、親や家庭環境により育まれることが多いです。

また「男性からのほうが愛情を得ることが簡単」という理由もあります。彼女たちは「もっと愛してよ！」と自分中心に振る舞うため、同性から嫌われがち。ですが男性に対しては、恋愛感情と体の関係をうまく使えば、「もっと愛してよ！」と言っても女性ほど嫌われにくいです。

彼女たちはできるだけ多くのちやほやを求めていますから、より効率的にちやほやを得られる男性にターゲットを絞るのは自然なことです。

職場にいる「ちやほやされたい女」への対処法

ちやほやされたい女が職場にいる場合、いくつかの面倒ごとが考えられます。

最も多いのが「ちやほやされている自慢をされるとイライラする」。他人の自慢話や自分語りが楽しい人はあまりいません。ちやほや話に対しては、「へーそうなんだーまた告白されたんだねー」と、褒めもせず否定もせず返しましょう。話してもあまり褒められないとわかると、欲求が満たされないので、だんだん自慢話が減っていきます。

彼女たちの言動の背景を理解することも有効です。人は「なんでこんな意味不明なことを言うの？」「なんで自分の話ばかりするの？」と、理解できないことに対してイライラします。彼女たちにとって「ちやほやされること」が自尊心に直結する超重要事項である、と理解していれば、イライラが軽減するかもしれません。

自慢話によるイライラはまだかわいいものですが、やっかいなのは「私、女子から嫌われてるんです……」「仲間はずれにされてるんです……」という愚痴に見せた風評被害を男性陣に吹き込まれることです。実際は自分のほうから失礼なことをしたにもかかわらず、彼女たちは背景を一切すっ飛ばして「相手が悪い、私はかわいそう」モードで話しがち。

こうした悪評を吹き込まれないためには、なるべくちやほやされたい女にイライラすることを避け、衝突しないようにするほうが無難です。彼女たちの自尊心回復運動を邪魔することは、猛獣の食事タイムを邪魔することと同じです。

ちやほやされたい女性＝自信を得たい女性

ちやほやされたい女は、「自信をつけたい」ために、男性からのちやほやを求めています。彼女たちにとって、ちやほやは精神を支える大事な大事な栄養源です。栄養補給を邪魔されれば、どんな生物だって怒ります。

邪魔をせず、イライラせず、「私と彼女はちがうルールで生きているだけ★　共存大事★　世界平和★」と唱えて心頭滅却することをおすすめします。

（ぱぷりこ）

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※画像はイメージです

※この記事は2016年11月18日に公開されたものです