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兄弟構成は性格に関係する? 構成別タイプまとめ

小日向るり子

兄弟構成でわかる性格と恋愛傾向

今回は、それぞれの兄弟構成の性格特徴と、その性格が恋愛に与える影響、さらに構成別のアプローチ方法までご紹介していきたいと思います。

パターン1:ひとりっ子

性格

ひとりっ子の男性は大きく分けると2つのタイプがあります。ひとつは自意識過剰タイプ。経済的にも愛情的にも独占できる状況で過保護に育ってきた人に多いタイプです。幼少期からクラスメイトよりも高価なものを持っていたり、最新のおもちゃを買ってもらったりすることが多いので、そうした環境を自分自身の力と混同してしまうことによって形成されます。そしてもうひとつは自意識過剰とは真逆の自意識が低いタイプ。経済的に厳しく、親の愛情が不足しがちな家庭で育った一人っ子の場合は、まわりに劣等感を感じることが多いため、自意識は低くなりがちです。ただ、どちらも家庭内に兄弟間の競争がないため、マイペースでおっとりしています。ゲームや読書など、ひとり遊びが得意という部分も共通しています。

恋愛傾向と効果的なアプローチ

ひとり遊びに慣れているひとりっ子は、恋愛においても頭の中にファンタジーがあります。現実的な女性にはそれが幼く見えたり、くだらないと思ってしまったりすることも。しかし、そこは個性ととらえ、彼の話を楽しく聴いてあげましょう。話し相手に飢えた幼少期を過ごした一人っ子は気分が乗ってくると饒舌になることも多いので、それを遮らずにある程度聞き役に徹してあげることがアプローチとして有効です。また、兄弟がいる人に比べると「我慢」の経験が少ないため、恋愛においては独占欲が強くなったり、自分の思うペースで物事が進まないと機嫌が悪くなったりするなど短所になる場合があります。そんな彼を、我儘な人という目で見るのではなく、長期目線で2人の間隔とペースを作っていこう! と前向きに切り替えられると、そのおおらかな態度がひとりっ子の彼にとっては非常に居心地のよいものとなります。

パターン2:長子

性格

両親にとって初めての子どもになるため、親側が慎重な子育てになりがちです。そのため、長子は真面目で繊細な性格になるケースが多いです。また、弟や妹が産まれると「お兄ちゃんだから我慢して」「妹(弟)の面倒をみて」と教育されますので、我慢強く弱音をあまり吐きません。また、自分より小さいものや弱い者の面倒を見る癖が自然と身についているために面倒見がよく、特に妹がいる長兄の場合は妹への面倒見がよすぎて溺愛するケースもあります。

恋愛傾向と効果的なアプローチ

根が真面目で我慢強い分、実は「どこかで弱音を吐きたい」といった弱い心を持っている長子。恋愛においては、自分と同じように落ち着いた感じの女性がいいと思いつつ、惹かれるのは自由奔放で自分の意見をハッキリ言う女性だったりもします。したがって、効果的なアプローチの方法としては、まず自由度の高い振る舞いをして相手を惹きつけ、実際に付き合うことになったら、落ち着いてしっかりしているところをアピールしましょう。ただし、アプローチ最初の「自由な振る舞い」の際は、くれぐれもただの我儘な女性にならないように注意してくださいね。妹がいる長子の男性に「妹みたいに奔放だけど、妹みたく我儘ではない」と思わせることができたら、彼にとっては最高の女性になれるでしょう。

パターン3:中間子

性格

環境によって性格がわかれてくるのが中間子の特徴です。子ども部屋として個室を持っている中間子は、比較的ひとりっ子に近い性格になりますし、3人以上の兄弟・姉妹がひとつの子ども部屋で育つような場合は、長子の生真面目なところと末っ子のわがままさを間近で見ていて反面教師にするために、自分は立ち回りがうまく要領がよくなります。また、長子ほど家のあれこれを背負っておらず、末っ子ほど甘やかされてもいないため、自由度が高い生き方を選択する傾向が高いです。特に、男性ばかりの兄弟における中間子は長男でもないため、その自由度はさらに高くなります。

恋愛傾向と効果的なアプローチ

産まれつき持っている気質を環境や教育によって修正されたり曲げられたりすることなく育つことができる中間子は、大人になっても比較的素直で飄々と生きている人が多いです。そのため、自分とはまったくちがう、いわゆる「生き下手」な女性に惹かれることがあります。しかし、アプローチとしてはあえて「生き下手な女性」になる必要はありません。中間子は見せている姿がありのままの彼であることが多いので、心の裏を読んだりすることなく、彼の言動をまるっと愛するように接してあげると効果的です。

パターン4:末っ子

性格

一番年齢が近い兄、もしくは姉と年齢差が離れていればいるほどかわいがられる末っ子。上の兄弟(姉妹)との年齢差が、末っ子の性格における自由度に比例しているとも言えます。男性の場合、思春期を過ぎるとこうした自由度が「ノリがいい」「お調子者」といった性格で語られることもよくあります。ただ、過度に親や兄姉が失敗を尻拭いしてしまうと「何か起きても誰かがどうにかしてくれる」という思考から「だから今を楽しく生きるのが一番」という刹那的な思考が強い性格になることもあります。

恋愛傾向と効果的なアプローチ

末っ子は、兄や姉に甘えることによって自分に有利な状況を作ったり、失敗しても尻拭いをしてもらえることがわかっていたりするので、自然と「甘え上手」になります。しかし、甘えるだけでなく、兄や姉の言動を俯瞰的に見ることができるタイプの末っ子は、情報収取能力が高くいろいろなことを学んでいます。そのため、甘えん坊な一方で、クールで冷静な視点を持ち合わせている人も多いです。アプローチとしては、母性を全面に出して「甘えさせてくれる」と彼に思わせるのがいいですが、それがわざとらしくなって見透かされないように注意してください。また付き合いはじめたら、過度に依存させないようにすることも大切ですね。

次ページ:兄弟構成を知って、彼とのコミュニケーションに有効に活用しましょう!

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