【男女のちがい】印象の悪い既婚男性の「妻」の呼び方
恋人のときには、ごく自然に「彼」「彼女」と紹介していたパートナーのこと。結婚後は、他人に対してどう表現するべきか、迷ってしまいそうですよね。表現方法によっては、会話の相手や大切な妻に嫌な思いをさせてしまうことも……。結婚した妻のことを既婚男性が呼ぶときに、どんな表現方法だと悪印象になってしまうのか、男女それぞれの意見を調査しました。
<女性の意見>
■アレ、ソレ、ヤツ……
・「アレ。ツレ。きちんとした表現で呼んでほしい」(35歳女性/その他/クリエイティブ職)
・「うちのヤツと本気で下に見ているんだと伝わってきたとき」(31歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
こんな表現をしてしまう裏には、男性の照れもあるのでしょうね。とはいえ「人」に対して使う言葉ではありません。たとえ呼ばれたのが自分ではなくても、思わず眉をひそめてしまいそうです。
■謙譲表現でもNG!
・「愚妻。気取ってる感じがして嫌だ。上から目線」(31歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「愚妻とか。てめえと結婚してやっただけ有難いと思えって感じ」(32歳女性/その他/営業職)
「愚妻」という言い方は、自分がへりくだり、相手をたてる「謙譲語」に当たります。頭ではわかっていても、「愚かな妻ってどういうこと!?」という女性の気持ちも理解できるもの。「日本人ならではの奥ゆかしさ」だと妻に理解してもらえるかどうかは……普段の行いにかかっているのでしょう。
■意外とダメな「嫁」
・「嫁。自分を棚に上げて、相手を馬鹿にしているのかと思ってしまう」(33歳女性/その他/専門職)
・「嫁と表現するのは、見下している感を感じるのであまりいい気がしない」(32歳女性/その他/秘書・アシスタント職)
「嫁」という表現は、本来なら「夫の両親が息子の妻を呼ぶ」方法です。どことなーく「上から目線」な雰囲気を感じとり、嫌悪する女性も多いのでしょう。とはいえ、「嫌だ」という気持ちをストレートに伝えなければ、改善は難しいのかもしれませんね。
<男性の意見>
■アレ、ソレ、ヤツ……
・「うちの『ヤツ』が、という言い方はなんかモノ扱いしているようで嫌だ」(30歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「うちのヤツ。おじさんぽい。大事にしてなさそう」(23歳男性/不動産/専門職)
女性と同じく、パートナーへの愛情をまったく感じられない!と悪印象なのが、こんな表現方法です。自分の大切な人を「モノ」扱いするのは避けるべきでしょう。
■相方?
・「相方。その言葉を使う人を見るとイラっとするから」(29歳男性/自動車関連/技術職)
・「相方。芸人でもやってんのかと思う。他人に話す言い方ではないと思う」(30歳男性/その他/販売職・サービス系)
近年増えているのが、こんな呼び方です。確かに人生をともにがんばる「相方」かもしれませんが、夫婦ならではの愛情は感じられません。まるでお笑い芸人のような雰囲気に、違和感を覚える方も多いようです。
■甘すぎます!?
・「『○○ちゃん』他人の前で奥さんを名前で呼ぶのもおかしいのに、ちゃん付けだとゾクッとしてしまう」(32歳男性/マスコミ・広告/営業職)
・「○○ちゃんとか、名前を呼び捨てにすること。イチャイチャ感がハンパない」(25歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)
妻に対する愛情表現はバッチリですが、だからこそ居心地が悪い!と感じる方もいるのでしょう。共通の知人ならともかく、2人のことをよく知らない相手に対しては、もう少しかしこまった表現方法を使うべきなのかもしれませんね。
まとめ
男女ともに、妻をモノ扱いするような表現方法、また昔ながらの表現方法に対して悪印象を抱きがちだと言えそうです。知らないところで夫が評価を下げてしまわないよう、結婚後はじゅうぶんに注意するのがオススメですよ。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年7月にWebアンケート。有効回答数208件(25歳~35歳の働く女性)有効回答数197件(25歳~35歳の働く男性)
※この記事は2016年09月23日に公開されたものです