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アルバイトより手取りが低い……私のまわりの「貧困女子」エピソード8つ

ファナティック

近年、女性の貧困が問題視されていますが、その実態がよくわからないという人も多いのではないでしょうか。女性の貧困が日々の生活に与える影響は決して少なくないため、その生活には驚く点もたくさんあるようです。衝撃を受けた貧困女子のエピソードを、社会人の女性に聞いてみました。

食費を削ってお金をねん出

・「回転寿司屋さんのわさびや、牛丼チェーンのショウガなどを持ち帰りまくる人」(34歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)

・「借金があり、返済のために食費を切り詰める。お弁当を持参したり、友達からの誘いを断る」(35歳/小売店/販売職・サービス系)

貧困に陥ったとき、真っ先に食費の節約を考える人も多いようです。食費を削ることは健康を害したり、友人との付き合いを断つことにもつながりかねません。食費で節約した以上の医療費がかかることもあるので、無理は禁物ですね。

自転車操業とはまさにこのこと

・「クレジットカードのキャッシングで現金を得ている」(29歳/情報・IT/営業職)

・「ボーナスをあてにして生活し、ボーナスが入る月を間違えて買い物をしてしまい家族にお金を借りていた」(27歳/医療・福祉/専門職)

お金の余裕がなくなってくると、収支の計画が立てられなくなることも。まだ手元に入ってきていないお金をあてにするのは考え物ですが、そうでもしなければ日々の生活が回らないのも現実のようです。

仕事はやりがいよりも生きる術

・「昼の仕事だけではまかなえないので、スナック等で働いている知人がいる」(27歳/自動車関連/事務系専門職)

・「奨学金のローンがあるため、その返済のため仕事をやめられない」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

できることならやりがいのある仕事で楽しく働きながら収入を得たいところですが、明日の生活が見えないときはやりがいどころではなくなってしまいます。生活のために働くとはまさにこのことですね。

これが現代社会の切ない現実

・「アルバイトで働いた方が手取り月額が高く、貯金できないので、同年代の彼氏と結婚できる自信がなく、一歩踏み出せない」(31歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「医療職であるが、夜勤をしているのにも関わらず、アルバイトより手取りの給料が低い」(28歳/医療・福祉/専門職)

正社員だからといって安定した生活が保障されていないのが現代社会の現実です。給料だけではにっちもさっちもいかないという人もいるでしょう。お金のために昼も夜も働きづめという人も珍しくありません。

まとめ

女性の貧困にはさまざまな原因があると言われています。給料が安く、切実な問題として悩んでいる人が多いものの、中には「洋服をトータルコーディネートで買う。しかも、毎月。カード複数回払い」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)など、キラキラとした生活を送るために身の丈に合わないお金の使い方をしている女性が多いことも問題になっています。自分の人生設計をしっかりと考えた上で、計画的にお金を使っていきたいものですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年5月にWebアンケート。有効回答数202件(22歳~35歳の働く女性)

※この記事は2016年06月14日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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