喧嘩しないカップルの特徴とは? 喧嘩しないと別れやすい説の真相
喧嘩しないカップルに共通する特徴とは? 喧嘩しないカップルこそ別れやすいとも聞きますが、真相はどうなのでしょうか。喧嘩の少ないカップルの特徴から、結婚後の2人の関係性まで、恋愛専門家のやっちさんが解説します。
こんにちは。恋愛アドバイザーのやっちです。
会うたびに喧嘩するカップルと、喧嘩もなくいつも仲良しなカップルがいます。あなたは、どちらのカップルのほうが別れる可能性が高いと思いますか?
多くの人が、前者と考えるでしょう。しかし、結婚を考えたときにはどうでしょうか? 付き合っているうちにお互いに本音で話し合い、それでも結婚にまでいたる2人には、強い絆を感じませんか?
必ずしも、喧嘩するカップルはよくないというわけではありません。今回は「喧嘩するカップル」と「喧嘩しないカップル」について解説していきます。
カップルは喧嘩するほど仲がいい?
まわりの友人カップルで、喧嘩をしている2人を見て仲がいいと感じたことはありますか? 実は、喧嘩にも種類があります。
たとえば、まわりを気にせず喧嘩し、全体の雰囲気が悪くなるほどのものとなれば、実際に2人はうまくいっていないのかもしれません。一方で、喧嘩に見えて実は意見交換をしてコミュニケーションを図っているカップルもいます。
喧嘩にまで発展せず、普段からお互いに冷静に話し合えていることがうかがえます。どうやら、喧嘩するほど仲がいいとは一概には言えないようです。
長続きするのは「喧嘩するカップル」or「喧嘩しないカップル」?
2016年にマイナビウーマンで22〜34歳の女性133人に向けて行われた調査によれば、7割近くもの人が、喧嘩しないカップルが長続きすると感じているようです。
Q.「喧嘩をするカップル」と「喧嘩をしないカップル」、長続きするのはどちらだと思いますか?
ケンカをするカップル(33.8%)
ケンカをしないカップル(66.2%)
※有効回答数133件
喧嘩をしないカップルが長続きするように思われるのは、お互いに冷静でいたり、平穏を求めている表れではないでしょうか。
多くの人は、喧嘩をしたくてしているわけではありませんよね。とはいえ喧嘩が絶えないのに仲良しなカップルもいますし、喧嘩せずに話し合いのないまま別れるカップルもいます。
喧嘩には、どのような意味があるのでしょうか。
カップルにおける「喧嘩」の意味
カップルにおいては、ある目的のための喧嘩が必要です。それは、認識の共有です。
たとえば、結婚はしたいけど子どもはつくらず2人の人生を楽しみたい男性と、結婚をしたら子どもをつくるものと考えている女性のカップルがいたとします。
2人は結婚の話になったとき、主張をお互いに伝えます。そして、描いている家族像にちがいがあることがわかり、深い愛情があるからこそぶつかり合います。
喧嘩は、価値観のちがいをお互いに認識し合うために必要なものなのです。