【マリアージュレッスン】デートを重ねれば運命の相手になる？　⇒今後の向き合い方は“核”で決まる！

あなたはどっち？　彼との今後の向き合い方

では、核が同じ場合と、核がちがう場合の彼との今後の向き合い方を、それぞれ見ていきましょう。

☆核が同じなら、「彼を運命の相手にしていきましょう」

核は同じだけれど、趣味や生活スタイル、時間の過ごし方がちがう場合などは、「お互いにお互いの在り方を取り入れてみる」ことで、バランスが保てる場合があります。

たとえば、興味がなかったとしても、相手の趣味に挑戦してみましょう。一方がアクティブに外を動きまわるのが好きで、一方が部屋で過ごすのが好きなら、その両方を同じ日にやってみること。実は、毛嫌いしているだけで、2人でお互いの「好き」を取り入れてみると、以外と相手のやっていることが好きになる場合も多いのです。

なぜなら、愛している相手を理解しようとする核の部分がお互いにあるから。表面的なことがちがっていたとしても、核が同じならば、あとはお互いにいくらでも広げて調整していくことが可能なのです。

☆核がちがうなら、「お別れをして、新しい出会いを探しましょう」

たとえば正義感がちがっていたとして、どんなに「やめて」と言っても人の悪口をやめないなどの核のちがいを感じた場合は、いくらがんばっても合わない可能性が高いです。その人が「人生でどんな人間として生きたいのか」という生に対するテーマがちがうためです。そして、その生き方は幼少期から刷り込まれたものなので、本人の意思がない限り、変わることはありません。こうした場合は、お別れして新たに同じ正義感を持つ人を探したほうがいいでしょう。

そのときは、必ずあなたの中で妥協できない価値観を明確にしましょう。たとえば「私は正義感をちゃんと持って、未来に向けて生きている人がいい」というように、自分の核となる価値信念を自覚しながら、人を選び直していきます。趣味や時間の過ごし方、あるいは国や生活習慣がちがったとしても、人は慣れていくもの。核の部分で「わかり合っている」と実感できれば、互いのちがいを楽しみながらお互いに支えあえるようになるでしょう。

本日のレッスンまとめ

最後に

あなたがあなた自身に自尊心を持つことができれば、続けたとしても、別れるにしても、必ず幸せな運命が待っています。他人を軸に人生を作るのではなく、自分の女性としての人生を大切にしながら、パートナーを選んでいく。そして、互いにちがいはあっても、それを楽しみながらともにわかりあう姿勢でいることができれば、相手も同じようにあなたの人生を大切にしてくれます。

結婚とは、容姿や趣味、「今が楽しい」ではできない、大切なものです。あなたが表面的なことに振りまわされず、心から人生を委ねられる安心なパートナーに巡り会えることを願っています。

（※）厚生労働省／平成27年(2015)人口動態統計の年間推計　http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei15/index.html

（斎藤芳乃）

※この記事は2016年04月21日に公開されたものです