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専門家 不調

目薬は“冷蔵庫”に入れたほうがいいってホント? 知っておきたい「目薬の保管方法」

畑菜穂子

知っているようで、じつはよく知らない薬の使用期限。トレンド総研の調査によると、20代~50代の半数以上が「自宅に使用期限が切れているかもしれない常備薬がある」と回答したそう。その中でも、期限が切れたまま保管している可能性が高いとされたのが目薬です。目薬の使用期限や保管方法について、みさき眼科クリニックの石岡みさき院長に聞きました。

とくに指示がなければ、常温保存でOK

「目薬の使用期限には『未開封時』と『開封後』の2種類があります。とくに開封後は使用期限が10日~1カ月程度と短くなるので、よく確認しましょう。古いものを使い続けると目のトラブルを引き起こす可能性も考えられます。目薬がしみたり、点眼後に痛みや充血がある場合はすぐに使用をやめてください。翌日になっても症状がおさまらない場合は眼科を受診することをおすすめします」(石岡先生)

よく「目薬は冷蔵庫に入れたほうがいい」とも聞きますが、実際にはどうなのでしょうか。

「冷蔵庫に入れても使用期限は変わりません。また、『冷蔵』の指示がなければ、常温保存で構いません。ただし、直射日光が当たるところや高温になる場所に置くと変質しやすいので避けましょう。たとえば、車のダッシュボードに1時間以上放置するのは考えものです。でも、普段バッグに入れて持ち歩いたり、旅行に持っていく程度であれば、神経質にならなくても大丈夫です」(石岡先生)

常備するならオールマイティな「人工涙液タイプ」

また、さまざまな目薬が市販されていますが、その中には常備薬に向いているものと、向いていないものがあるそう。

「常備するなら、涙に近い成分で作られている『人工涙液型点眼剤』がおすすめです。花粉を洗い流したいときはもちろん、目が乾いていると感じたときや、目にゴミが入ったときなどオールマイティに使えます。目への負担を最小限にするには、防腐剤が入っていないものを選ぶといいでしょう」(石岡先生)

石岡先生によると、防腐剤が入っていないタイプは使用期限が短くなるものの、1本ずつ個包装されていて、家族で分けて使用できるというメリットもあるといいます。

「目薬の保管方法とあわせて気をつけたいのが、目薬のさしすぎです。目が乾くからといって頻繁に点眼すると、よけいに乾きを誘発することもあります。また、目薬をさすときもあふれたからといって、何滴もささなくても大丈夫。目薬の1滴分は目の中にためられる量よりも多めに作られているので、1滴させば十分です」(石岡先生)

最近ではインターネットでも簡単に目薬を買えるようになりました。購入する際には、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。

「日頃から使っていて効果があるものを買うのが安心です。症状によって、最適な目薬は変わるのでサイトの口コミ情報に飛びつくのは禁物です。また、ネットの医学情報の中にはまちがったものが含まれているケースがたくさんあります。迷ったら眼科を受診しましょう」(石岡先生)

まとめ

目薬を正しく保管するポイント

トレンド総研の調査によると、期限が切れたまま、保管している可能性が高い薬1位は「目薬」。冷蔵庫に入れっぱなしになっていないか、チェックしてみましょう。

<目薬を正しく保管するポイント>

●開封後は使用期限が10日~1カ月程度と短くなる
●「冷蔵」の指示がなければ、常温保存でOK
●車のダッシュボードなど、直射日光が当たる場所は避ける
●バッグなどに入れて持ち歩くのはOK

スギ・ヒノキの花粉量がピークを迎え、目薬が大活躍するこれからの時期。正しく保管し、しっかり目をケアしましょう!

(取材協力:石岡みさき、文:畑菜穂子+ガールズ健康ラボ)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.19)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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