約7割の人が自分の姿勢の悪さを自覚!
気が付くと、体の片側に重心をかけていたり、猫背になっていたりしていることってありませんか? 実は姿勢の悪さは、体のトラブルを引き起こす原因にもなってしまうのです。そこでからだ通編集部では、20代~60代の男女500人を対象に、姿勢が影響していると思われる体のトラブルについて調査してみました。
‟姿勢”に対して一番シビアなのが40代
自分の姿勢に対して「悪い」「どちらかと言うと悪い」と回答した人は69%。 つまり、7割の人が自分の姿勢の悪さを自覚していることがわかりました。
年代別に見ると、姿勢に対して一番シビアなのが40代だということが判明。 なんと約8割もの人が自分の姿勢に対してネガティブな印象を抱いているという結果に。
同項目を比較してみると、20代は71%、30代は73%、40代は77%と年齢を重ねるごとに自分の姿勢の悪さを自覚していると推測できます。
しかし、50代は68%、60代は55%と減少傾向に。 40代を境に自分の姿勢を自覚し、姿勢改善をしているのかもしれません。
姿勢の悪さは体の痛みに!
姿勢の悪さからくる「体のトラブル」について聞いてみたところ、肩こり・首こり・腰痛など、 “痛み”の原因が「姿勢の悪さ」であることを自覚している人が多いことがわかりました。
男女別では、ともに肩こりが1位となっていますが、男性に比べて女性のほうが、 「お腹まわりのたるみ」、「骨盤のゆがみ」「下半身のむくみ」など、 見た目にも影響のあるトラブルが起こっていると感じているようです。
自覚しているものの、「何もしていない」が半数を超える
多くの人がしている姿勢改善策は「ストレッチ」でしたが、「何もしていない」と回答した人が半数を超える結果に。 自覚はしているものの、改善策が見つからない人が多いのかもしれません。
まとめ
姿勢の悪さは、そのままにしておくと痛みや歪みをさらに悪化させてしまう恐れがあります。正しい姿勢を保つことを心がけて、体の痛みの緩和やスタイルアップを目指しましょう。
(海野有美/からだ通編集部)
※出典:からだ通編集部実施調査(2016年2月)
※この記事は2016年02月29日に公開されたものです