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「限定もの」に弱い女子の心理とは?

ファナティック

カップケーキお菓子や化粧品のパッケージなど、気が付けばいつも店頭に並んでいる「限定もの」。季節を感じるフレーバーや有名ブランドのコラボパッケージなど、レギュラー商品の影が霞んでしまうほど堂々と陳列棚に鎮座しています。限定ものに弱いとされる女性をターゲットにした商品展開ではありますが、果たして本当に女子は限定ものに弱いのでしょうか。社会人女性のみなさんに聞いてみました。

Q.女性は一般的に、期間限定・数量限定などの「限定もの」に弱いといわれることがありますが、ご自身はいかがですか?

「限定ものに弱いと思う」……37.0%
「限定ものに弱いと思わない」……63.0%

4割近くの女性が、限定ものに弱いと回答しました。「弱い」を選んだ人に、実際に限定販売といわれて買ってしまったモノや、限定と言われるとなぜ買ってしまうのかを聞いてみました。

今買わないと、なくなってしまう!

・「買ってしまったスイーツは数知れず……。今しか食べられないと思うと、食べなきゃいけない気がしてしまう」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「今逃したら、もう一度チャンスが巡ってくるか分からない、後悔したくないと思うと買ってしまう」(28歳/生保・損保/事務系専門職)

・「期間限定のコンビニスイーツは絶対買ってしまいます。次行ったときにはないかも知れないから」(28歳/医療・福祉/事務系専門職)

「限定」という言葉が持つ魔法ですね。限定という文字を見ただけで、今買わなければ、即決しなければという気持ちになった経験はありませんか? 戦略に踊らされているとわかっていても、このバーゲンセールにも似た競争心は誰でも一度味わったことがあるのではないでしょうか。

記念になるから♪

・「地域限定のお菓子に弱く、おみやげに買ってしまう。そこでしか手に入らないというレア感がいいのだと思う」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「ディズニー柄の文房具。限定の場合、再入荷はないから」(30歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「たとえば、空港限定のスイーツなど、なかなか行かない場所での限定ものに弱いです」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

限定ものには二つのパターンがあります。一つは完全に販売期間や販売個数が決まっていて、期限がやってきたらその後の再販はないというもの。もう一つは試験的に限定ものと販売して評判がよければレギュラー商品として定着するものです。コレクターにとっては前者の商品は見逃すわけにはいきません。今買わなければ二度と手に入れることはできないかもしれないのですから。

新鮮味があるから

・「コンビニのお菓子はとりあえず買ってしまう。どうせ買うならって気持ちと新鮮さに惹かれてると思う」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

・「期間限定のビールは買ってしまう。せっかくだから限定物の味を見てみたいから」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

「カフェやショップに行くと限定や●●だけ! というフレーズのものを買ってしまったり、食べることが多い。やはり特別感を味わえるし、そこでしか出会えないと思ってしまうので」(29歳/医療・福祉/専門職)

レギュラー商品とは一線を画す派手な宣伝広告とパッケージ。限定ものは販売期間や販売個数が限定されている一方で、売り切らなければいけないという側面もあるので大々的な広告が展開されます。新鮮味や特別感は商品の付加価値を高めるには十分な要素になるでしょう。

限定ものを手にしたときの高揚感は平凡な日常にちょっとした刺激を与えてくれます。結局はレギュラー商品が一番という場合もあるかもしれませんが、限定ものには限定ものの価値があるのです。これから春に向けていろいろな限定ものが発売されるはず。みなさんはどんな限定ものに惹かれますか?

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数211件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2016年01月06日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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