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【LINE&メール術】「惚れてまうやろ~!」男心をくすぐる隙を演出するLINE・メール術

中島泰成

誘いたいときの、スキ魅せメッセ

「じつは、1人で〇〇行けないんです」

最近気づいたのですが、意外と1人でカフェとかに行けない女子が多い。1人でライブやバーに行けないという女性はもっと多いです。

特に新しいお店に1人で入るのは、ちょっとハードル高いみたいですね。なら、それを逆手に、1人で行けないことをアピールすれば、相手は誘いやすいですよね。

彼からすれば、1人でお店に行けないこと自体が意外で、あなたのスキとして、スキ魅せ女子を演出できますね。

「え、なんかそれ、彼に馬鹿にされないですか?」

聡明な女性の皆さんは、きっとそんな不安があるのかもしれません。でも、メッセージを受け取る相手はあなたではなく、あの男性ですよ! 大丈夫、あなたが、バカじゃないの?と思うことが大好きな生き物、それが男です。

信じられないかもしれませんが、たとえば、こんなスキ魅せメッセージでも十分効果があります。

「今からお風呂入るんです」

「さっきまでお風呂入ってて」

効果の意味は、あえてここでは書きません……。キモイとかキモくないとか、いいとか悪いとか、そんなことはどうでもいいのです。男とはそういう生き物だということだけ、ここではお伝えしました。

なぜ人はスキが好きなの?

スキと言えば、代筆屋の相談案件には、告白やプロポーズの手紙などがかなりあります。男性、女性の依頼者さん問わず、皆さんスキを見せようとしない、自分をカッコよく見せようとするんですね。

これは、ハッキリ言って逆効果です。わかりやすく例文で紹介します。

×NG例
「私は顔が可愛くて、スタイルもよくて、料理もできて、勉強もできます。だからあなたの彼女にぴったりでしょ」

◎OK例
「私なんて顔は可愛くないし、意外と重いし、料理も勉強もできません。だけどあなたを思う気持ちだけは誰にも負けません」

このほうが共感が持てて、キュンとくるんです!

文章というのは、文字にするだけである程度カッコよくクールに見えてしまいます。カッコいい文章の中でさらにカッコつけると、鼻に突くというか、相手は反感を覚えることすらあります。反感ではなく共感を得るには、文章の中でスキを見せ、さらけ出すことは不可欠です。

彼へのメッセージも同じ。彼にスキを見せ、あなたをさらけ出せば、「あ、カワイイとこあるんだ~」って彼はあなたに共感を覚えます。

バリバリ働くキャリアウーマンにモテない印象が強いのは、スキがなさそうでキツく見えてしまいがちだからです。実際はそうではなくても、スキがないように振る舞う女子は、男が声をかけづらい。あなただってスキのない完璧そうな男には声をかけづらいでしょう。それと同じです。

冒頭でお伝えした、男のキュン度を上げるポイントは?

『まるで少女みたいに』です。

思いがけないあなたの少女のように無邪気とも思えるようなスキにハッとさせられ、彼は少年の心を取り戻します。少年になった彼なら、あなたがほしいあの言葉を素直に伝えてくれるでしょう。

もうすぐクリスマス。魔法のかかりやすいこの季節に、あなたの『スキ』を、彼からの『好き』に変える魔法のメッセを送ってみませんか?

(中島泰成)

※この記事は2015年12月23日に公開されたものです

中島泰成

京都府生まれ。代筆屋、行政書士。1998年、高校卒業後、アメリカロサンゼルスへ留学。帰国後法律の勉強を始め資格試験に挑戦。行政書士となるも仕事がなく、偶然入った本屋で小説『代筆屋』と出会い代筆屋をはじめ、結果それがテレビ、新聞などで紹介されることに。
初の書籍『心を動かす魔法の文章術』(立東舎)が、11月25日に発売予定。
「告白」「復縁」「お礼」「謝罪」「遺言書」など、あらゆる分野の相談を受けている。悩みを抱える人、人生の岐路に立つ人、伝えたい気持ちを抱えている人と向き合い、手紙に書くことで、人生を変えるお手伝いをしている。

HP:http://www.daihituya.com/

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