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怖い病気が隠れているかも! 「生理痛」を和らげる方法3つ

ナナネール!

網野幸子

生理痛をやわらげる方法3つ

「生理痛はもうコリゴリ……」というあなたへ。生理がくる前に、日々の対策で生理痛を回避できる方法を紹介します。

1.自分の生理周期を把握し、生理前に鎮痛剤を飲む

週に2,3回基礎体温を測り、専用アプリなどを活用しながら、自分の生理周期を把握しておくと生理の悩みにスムーズに対応することができます。“生理初日、2日目がちょっとつらい”という程度なら、生理がはじまる前に鎮痛剤を。生理痛に振り回されることなく過ごせます。また、実は月経開始前から既に子宮内では内膜の剥離が起こっているので、下腹部に鈍い痛みを感じはじめたら腰湯に浸かる、音楽を聴くなど、自分に合ったゆったり過ごせる時間を設けましょう。

2.日々の入浴で冷えを解消

生理痛の天敵と言えば「冷え」。夏も終わり、寒い冬へと向かっていくこの時期も、日々の入浴は大切です。ゆったりとバスタブに浸かる時間は、体が芯から温まり、骨盤内の血流をよくします。また、副交感神経の働きが高まるので、ストレスなどによる生理痛の防止にもつながります。

3.頭痛の原因になりがちな食べ物は控えめに

生理のときに頭痛に悩まされている人も多いようですが、これはアルコール類、ポリフェノール、チラミンなどを含んだ食べ物からくる頭痛の可能性もあります。これらの成分には、血管を拡張・収縮させる作用があるからです。赤ワイン、チョコレート類、ナッツ類、オリーブ油、柑橘類などが代表的です。日ごろから摂りすぎには注意しましょう。

ひどい生理痛でお悩みの女性は、ぜひ試してみてくださいね。

(取材協力:網野幸子、文:須田瑞穂/ナナネール!)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年09月30日に公開されたものです

ナナネール!

編集プロダクション。ビューティー、ヘルスケアを中心に、幅広い層の女性の心をキャッチする最新情報を提供。雑誌「Can Cam」「Ranzuki」「DRESS」、WEB「美的.com」「@cosme」「KADOKAWA 魔法のiらんど」他を担当。会報誌やカタログ、広告なども制作している。薬事法を守りながらピン! とくる表現が得意。

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網野幸子

吉田医院 院長
医学博士・婦人科学会専門医・母体保護法指定医。
1988年東京女子医科大学卒業。同年、東京女子医科大学産婦人科学教室入局。1998年林大学産婦人科学教室入局。牛久愛和病院、広尾愛育病院を経て、現在、吉田医院で診療にあたっている。生殖内分泌学を専門とし、女性の生活に関わるホルモンの専門家。月経異常、更年期の悩み、不妊に関することなど幅広く診療、治療を行っている。

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