知ってた? 出産時のあなたの自己負担額
女性の人生の一大イベントの出産。女性に産まれたからには経験してみたいものですが、出産もタダではありません。日本では出産に対して、国から出産一時金として42万円が支給されることになっていますが、支給額を越える分は自己負担になります。そこで今回は、自己負担の許容額を女性のみなさんに聞いてみました。
安く済ませたい10万円
「安く済ませたいのでせいぜい10万」(26歳/運輸・倉庫/営業職)
「キレイな病院で個室で入院したいから最低でも15万位から」(28歳/機械・精密機器/その他)
「出産後のほうが出費がかさみそうなので、10万くらいに抑えたい」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
個室や出産後の環境など、高望みしてしまうとどこまででも費用がかさんでしまう出産。子育てにかかる費用も考えると、少しでも安く抑えたいですよね。実際に出産にかかる費用は60万円程度の病院が多いようなので、出産一時金を差し引いて10万円程度の出費で出産をしている人が多いようです。
ママが少しぜいたくできる20万円
「個室でマッサージを受けたりのんびりしたいので、20万円ぐらい」(30歳/医療・福祉/専門職)
「出産は大仕事なのである程度はぜいたくしたい」(30歳/食品・飲料/技術職)
「きれいでご飯がおいしいくて、20万円」(28歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
「25万くらい。何日か入院もするし、医療設備も使わせてもらうのでこのくらいは仕方ないかも」(24歳/食品・飲料/専門職)
最低限のシステムよりも、ちょっぴりママがぜいたくできるのが自己負担20万円前後です。
産院によってマッサージしてくれたち、コース料理が出てきたりと特徴がいろいろありますから、自分に合う産院を選びたいですね。
特別な出産をするなら高額でも
「健康な子どもが生まれるためなら30万ぐらい大丈夫でしょう」(24歳/食品・飲料/技術職)
「個室で最高のサービスを提供してくれるのでしたら30万円払えます」(31歳/その他/その他)
「ケチって母体も子どもも危険にさらしたくないので、安全が確保できるなら50万円くらいはかけられる」(28歳/機械・精密機器/技術職)
30万円以上だすと、かなり豪華な出産ができそうですね。無痛分娩(ぶんべん)や部屋のグレードアップなどですぐに高額になってしまいますが、一生に数回の出産ですから、ゆったり過ごしたいですよね。
自己出費0円希望のもっともな意見も
「基本全額賄ってほしい。少子化の中で貴重な子どもを産んでるんだし」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
「少子化問題に貢献しているので、逆に貢献手数料お見舞い金みたいな形で全額還付金として戻してほしい」(32歳/不動産/秘書・アシスタント職)
「0円。産めよ増やせよと政府は叫ぶのなら病気ではないのだからこそ、全額無料で問題ないと思うので」(33歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
国からの出産一時金が出るとはいえ、自己資金がゼロではない現状。少子化対策のために政府が全額負担をしてほしいとの声もあがりました。
出産は母体に大変な負担がかかるのもの。費用が安いからといって、危険をともなうわけではありませんが、赤ちゃんとママの安全を第一に考えてくれる病院を選ぶようにしたいですね。
(ハヤシミホ)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年8月5日~8月19日にWebアンケート。有効回答数234件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2015年09月28日に公開されたものです