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お小遣いが目当て!? おじいちゃん・おばあちゃんと同居していて良かったこと

森川ほしの/OFFICE-SANGA

同居サザエさん一家のように、祖父母、父母、子どもと三世代が同居している家庭は少なくなりました。実際に暮らしてみると面倒なこともありそうですが、きっと悪いことばかりではないはず。そこで今回は働く女性たちに、「おじいちゃん・おばあちゃんと同居していて良かったと思ったこと」を教えてもらいました。三世代同居には、どんな良さがあるのでしょうか?

おじいちゃん・おばあちゃんにしてもらったこと

・「いまだにお小遣いをもらえる」(27歳/学校・教育関連/専門職)
・「たくさん愛情をもらった」(28歳/医療・福祉/専門職)
・「親に怒られたとき、かばってくれた」(34歳/その他)

大人になってからもお小遣いがもらえるなんて……。なんとうらやましい! きっと、おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、いくつになっても子どものころと変わらない「かわいい孫」のままなのでしょうね。

お年寄りとの接し方を学んだ!

・「常にお年寄りと接するので、心が優しくなる」(26歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「戦争の話など、いろいろ聞かせてもらえる。年の離れた人とコミュニケーションが取れる」(32歳/学校・教育関連/技術職)

戦争の話を実体験として語ることができる人は、これからどんどん少なくなってしまうでしょう。今、そういった話を聞いておくのは、とても大切なことですね。そして、次の世代にも伝えていかなくてはなりません。

寂しい思いをせずに済んだ

・「家にいつも誰かいてくれるので安心。子どものころは、忘れものを学校まで届けてもらったりした」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「両親共働きだったので、家に帰っても人がいることが良かった」(33歳/情報・IT/技術職)
・「両親が忙しくても、祖母が一緒に買いものなどに連れて行ってくれて、好きな食べものとか、おもちゃを買ってくれたこと」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

祖父母との同居はわずらわしい面もあるかとは思いますが、こんな風に「家にいてくれる」というのは非常にありがたいですよね。両親も、家に祖父母がいてくれると思えば、安心して働きに出ることができるでしょう。

ここまでは祖父母との同居経験を持つ女性のお話でしたが、祖父母と暮らした経験がないという女性にもアンケート。同居している友だちなど見て、「おじいちゃん、おばあちゃんと暮らすのっていいな……」と感じたことを聞いてみました。

やっぱり、ココがうらやましい!

・「欲しいものをいつでも買ってもらえるなど、甘やかされて育った子が多い」(28歳/機械・精密機器/技術職)
・「友人は子どものころ祖父母と一緒に住んでいて、毎日おこづかいをもらっていて、うらやましかった」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

やっぱり、コレに尽きるでしょう! 筆者も、祖父母と会うのはお正月とお盆くらいだったので、頻繁におじいちゃん、おばあちゃんからお小遣いをもらっている子を見ると、心底「うらやましいなぁ~」と感じていました。

ウチにもいてくれればいいのに……

・「いつも遊んでもらっていたから、うらやましい」(33歳/自動車関連/事務系専門職)
・「よく、将棋やお手玉を教えてもらっていて、うらやましかった」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「裁縫などを手伝ってもらえること」(26歳/情報・IT/事務系専門職)

まるで「ちびまる子ちゃん」のまる子とおじいちゃんのような、仲のいい祖父母・孫の関係って、憧れてしまいますよね。昔の遊びを教えてもらったり、散歩に連れていってもらったり。筆者も、そんな風に祖父母と過ごしてみたかったです。

三世代同居家庭のいいところ

・「親とけんかをしたときに、居場所が、祖父母がいればそこに逃げられる場所がある」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「いつもにぎやかで、家庭があたたかそう」(23歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「いろいろな知恵を授かれること」(28歳/建設・土木/事務系専門職)

親と子だけの家庭では、子どもの反抗期などで家の中がギクシャクしてしまうことも。そんなとき、少し立場のちがうおじいちゃん・おばあちゃんが家にいてくれたら、親も子も、助かるかもしれませんね。

忙しくて祖父母と疎遠になっているという人もいることでしょう。2015年9月21日は敬老の日。時間を見つけて、おじいちゃん、おばあちゃんの顔を見に出掛けてみてはいかがでしょうか? きっと、よろこんでくれるはず。そして、自分自身にとってもすてきな時間となるはずです。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数159件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年09月18日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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