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自覚は怖いけど効果あり!? 自分の体形を客観的に知るメリット7つ

藤瀬恵里香

街を歩いているとき、ショーウインドウに映る自分の姿を見て、「あれ、ちょっと太ったかも!?」とぎょっとした経験はありませんか? 明るい日の下で、なかなか自分の全身をまじまじと眺めるチャンスというのは少ないものです。
しかし、自分の体形を客観的に知ることは、美容やダイエットに大きなメリットがあるのです。そのメリットや方法を、湘南美容外科クリニック 新宿本院美容皮膚科の医師・藤瀬恵里香先生に伺いました。

自分の体形を客観的に知ることの美容・ダイエットのメリット7つ

自分の体形を客観的に知ることは、美容やダイエットにどのようなメリットがあるのでしょうか。藤瀬先生に次の7つを挙げていただきました。

1.今の自分の体形のバランスが分かり、一般的に美しいと思われる体形との比較ができる
2.どこに脂肪がついているかが分かる
3.自分の体形に合った服を選びやすくなる
4.絞るべき部位、特にがんばらなければならない部位が分かる
5.筋トレなどの運動のメニューを考えやすくなる
6.主観的ではなく客観的な目標のほうが、ダイエットのモチベーションを保ちやすい
7.実際に痩せてきたときに、自信が持ちやすい

「自分の体形を客観的に知ることはとても大切です。一番のメリットは、一般的な体形との比較がしやすくなることです。自分の体形を見下ろして、周りの人と比べても、見る角度が異なるため、なかなかきちんとは比べにくいものだからです。自分のある部位が細いと思っていたけれど、誰かと並んでみたら意外と太かったという経験をされたことがある方もいるでしょう。

また、ダイエットの目標を明確に立てられるのもメリットが大きいと思います。ただなんとなく“ここが太いから”“自分のこの部位が嫌いだから”というような主観的な動機だと、ダイエット中、揺らいでしまうことがあるからです。客観的な基準であれば、誰から見ても「美しく痩せている」状態と確信が持てるので、ダイエットの目標も揺らぎませんし、実際に痩せてきたらかなり自信が持てるでしょう」(藤瀬先生)

自分の体形って、どうやって客観的に知ればいい?

自分の体形を客観的に知ることは、美しいプロポーションを実現するためにはとても重要であることが分かりました。しかし、実際どうすれば「客観的に知る」ことができるのでしょうか?

「自分の体形を客観的に知る方法は、複数ありますが、主に次の5つの方法が考えられます」(藤瀬先生)

・全身鏡を見る
・ボディサイズを測る
・体重計に乗る
・全身の写真を撮る
・できれば、他人に複数の角度から撮ってもらう

「最も早いのは、全身鏡を見ることです。ただし、実際よりもスタイルが良く見える鏡もあるため、注意が必要です。鏡を買うときには、念のため複数の鏡に自分を映してみて、平均的なものを選びましょう。誰かにチェックしてもらうのもいいですね。また、写真を撮るのもおすすめです。ただし、これも角度によって大きく見え方や印象が変わってしまうので、ご家族や友人に手伝ってもらって複数の角度から撮影してもらうといいでしょう。見たくない部分もあるかもしれませんが、ポイントはできるだけ思い込みをなくして、客観的に自分を見ることです。そうすれば問題がはっきりするので、解決策も見えてきやすくなりますよ」(藤瀬先生)

できるだけ客観性を高めるために、できることはすべて試してみて、自分の体形をあらゆる角度からチェックしてみるのが良さそうです。ぜひ完璧ボディを目指しましょう!

(取材協力:藤瀬恵里香、文:石原 亜香利)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年09月07日に公開されたものです

藤瀬恵里香

美容皮膚科医。佐賀大学医学部医学科卒業後、九州中央病院・福岡県赤十字血液センターを経て、現在は湘南美容クリニックに勤める。その他、日本美容皮膚科学会正会員 、ボトックス認定医 、サーマクール認定医等、多数の肩書きを持ち広いフィールドで活躍中。元々、自身がニキビで悩んでいた過去があり、美容皮膚科医を志す。自らレーザー治療や内服薬・外用薬で肌治療を体験し、自分が良いと感じたものをお客様に提供するというスタンスで治療を行っている。
http://www.s-b-c.net/dr_introduction/fujise_dr.html

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