学生丸出し! 新入社員のビックリした言葉の言いまちがい・勘ちがいエピソード4選
この春に入社してきた新人の教育担当になった人も多いのでは? 自分も通った道だからと張り切って教えようと思ったら、学生丸出しのビックリするような言葉遣いに、もう心が折れそう……なんて嘆いている人もいそうですよね。今回は、ビックリした新入社員の言葉の言いまちがいや勘ちがいエピソードについて、働く女性に聞いてみました。
■尊敬語と謙譲語がゴチャゴチャに……
・「電話で、御社と弊社をまちがえていた」(23歳/その他/事務系専門職)
“御社”、“弊社”は入社して初めて使う言葉なので、ついついまちがえてしまいそうになりますよね。でも、うっかりミスすると大変! 相手にも失礼なのに加え、新人教育がなっていない会社だと思われて、先輩にも恥ずかしい思いをさせてしまうので気をつけましょう。
■断り方も社会人のマナー
・「よかったらこれ食べてと言われて、はっきり『いりません!』と言っているのを聞いた」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「先輩のお話を、『今、それどころじゃないんで』と一蹴した」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
せっかくの好意をムダにしないように、建前と本音の使い分けはとても大事です。断るにしても、相手が気分を害さないようにやんわり断るなど、社会人として最低限の気遣いをしましょう。
■目上の人に言ってはいけない言葉
・「社長に『ご苦労様です』と挨拶していた」(29歳/自動車関連/技術職)
・「上司に『了解!』っていう新人。ビビった……」(23歳/不動産/事務系専門職)
上司に対して「了解です!」と返事をする人は多いですが、これは目上の人に言ってはいけない言葉。正しくは「承知しました」になります。同様に、「ご苦労様です」は上の立場の人が下の立場の人に向かって言うねぎらいの言葉なので、上司に対して使うのはNG。正しくは「お疲れ様でした」になります。まちがえないようにしましょうね。
■上司にタメ口はいかんでしょ……
・「上司に対して、『そうっすね』と相槌を打った」(33歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「『ういっす』と相槌を打つ」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「『マジですか!』と部長に言った」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
上司の言葉に驚きや同意などの反応を示すとき、つい気が緩んでタメ口が出てしまうことがあるので注意。電話口の相槌で「はい」ではなく、「うん」と言ってしまうのもやりがちなミスなので気をつけましょう。
社内でよく耳にする言葉も多く挙げられた今回のアンケート。自分も新人のころにまちがえて注意されたな……なんて、入社したてのころを思い出している人もいるかもしれませんね。正しい言葉遣いこそ、社会人への第一歩。がんばってくださいね!
(蒼井ニイナ)
※画像は本文と関係ありません。
※『マイナビウーマン』にて2015年5月にWebアンケート。有効回答数218件(22歳~34歳の社会人男性)。
※この記事は2015年06月19日に公開されたものです