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水着シーズン目前! ダイエット成功の近道は“みそ”にあった!?

鈴木亮介/OFFICE-SANGA

伊達友美

■みそラーメンはアリ? ナシ?

でも、毎日しっかり食生活に気をつける……というのはなかなか難しいもの。ときには“こってり”したものだって食べたくなります。筆者はラーメンが好きなのですが、みそを使った「みそラーメン」でも、ダイエット中は避けるべきなのでしょうか?

「みそラーメンは、健康的でとてもいいですよ。ただし、麺の大盛りや替え玉はいけませんよ! スープは残さず、たんぱく質のとれるチャーシューを追加でトッピングすると、代謝がアップする栄養素をプラスできます」(伊達先生)

伊達先生いわく、「スープに罪はないし、具にも問題がない。ラーメンの問題点は麺だけ」とのこと。カリウムも摂取できるし、スープを飲むことで体も温まるので、スープは、しっかりと飲み干すほうがいいのだそう。残すなら糖質がたっぷりの麺を残すようにすると◎。

■自分の気分に合わせて、みそを摂取するのがベスト

また、伊達先生は「現在は数字が独り歩きして、『みそを1日何グラム摂ると健康になれます』といった情報に振りまわされがちです」と指摘。

本来、摂取すべき食物はその人の体調や体型によって変わるべきで、体調が悪いときにみそ汁を飲みたくなるという人や、女性の場合は妊娠するとみそ汁のダシのにおいが苦手になったり……とさまざま。

「サバも『焼いて食べたい』というときもあれば、『みそ煮で食べたい』というときがあるじゃないですか。それと同じです」と伊達先生。毎日無理してみそ汁を飲まないといけないというわけではなく、とりたくなったときに食べるのがいいそうです。

「みそ汁さえ飲んでいればいいわけではない」ということですが、ダイエットをがんばりたい女性は、みそ汁をできるだけ毎日、積極的に飲むようにすることで、食事の満足度がアップし、間食を減らせたり、ご飯の食べすぎを抑えたりすることができるそう。

さらには、ダイエットの大敵である“冷え”も、温かいみそ汁によって防げます。「おみそ汁だけは絶対に欠かさない! これはダイエットの鉄則です」と伊達先生も太鼓判。

無理なくできる「みそ」ダイエットで、今年の夏は自信を持って水着を着こなしたいですね!

<みそに含まれるダイエットにうれしい成分まとめ>
・大豆サポニン:コレステロールの吸収抑制、分解
・コリン:脂肪肝の抑制
・植物コレステロール:コレステロールの吸収抑制
・大豆イソフラボン:女性ホルモンとコレステロールの調整
・ギャバ:肥満の抑制
・カリウム:むくみ解消&余分なナトリウムの排泄
⇒消化にすぐれ、温めることで代謝を上げる「みそ汁」として摂取することで効果倍増!

(鈴木亮介/OFFICE-SANGA)

※画像は本文と関係ありません。

※この記事は2015年06月19日に公開されたものです

鈴木亮介/OFFICE-SANGA

フリーランスライター/ジャーナリスト。子どもの論作文指導者、大手塾の国語講師、音楽雑誌の編集者としても活動中。「肥薩線の三段スイッチバック」のごとく、「地味に凄い」が仕事のモットー。好きなラーメンは野菜少な目のこってり。好きなミュージシャンは奥田民生。好きな気象予報士は福岡良子さん。
Twitter:@suzukiryosuke

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伊達友美

1967年、静岡県生まれ。管理栄養士、日本抗加齢医学認定始動士。専門は「ダイエット」と「心と身体と性にまつわる栄養学」。自らも20kgのダイエットとニキビ肌改善の体験を持ち、これまでに約5,000人の減量栄養指導を経験。単なる減量ではなく、「ボディラインと肌を美しく変身させる」ことを目的とした指導を行っている。著書に『伊達式 若返る食べ方』(マイナビ)、『一生太らない!食べ方の極意40』(学研)、『やせるのは、こっち!』(主婦と生活社)など。

●オフィシャルサイト http://omakase-diet.com/index.html

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