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心まで軽くなる!? モノも未練も断ち切る断捨離の話5つ

そうじする女性いらないモノを捨てるのではなく、ときめかないモノとお別れする。断捨離という言葉もすっかり定着していますが、実際に断捨離に成功した人はどのくらいいるのでしょうか? とアンケートを立てたところ

・「3割くらい? ため込む人が多いと思う」(33歳/金融・証券/事務系専門職)

・「私の周りは断捨離成功者が多い。ネットオークションを使って思ったよりいい値で買い取ってもらって、ちがうものを買うことができたと聞いた。3割くらいの人は成功しているのではないかと思う」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)

などの声があり、数えてみたところ……なんと215人中、成功者は71人、ほぼ3割でした! アンケートを見透かしたかのような鋭い答えに脱帽です。さて、みなさんは、3割は少ないと思いますか、それとも意外と多いでしょうか?

めでたく成功! 心の荷物まで軽くなるみたい

・「探し物が多くて嫌気が差し、断捨離した。スッキリして考え方が前向きになって楽しくなった」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

・「過去のものをすべて断捨離して、心がすごくスッキリしました」(31歳/その他)

・「断捨離したら、いらないものだらけでびっくりした。部屋が広くなった」(33歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)

・「友達が転職を機に、携帯に登録している連絡先を断捨離していた。今のところ、連絡先を削除して困ったことはないそうです」(28歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「断捨離の本を読んで自分がすごく変わりました。買うものも、“ほしいから買う”というパターンから“必要だから買う”に変わったので、実用的なものを買うようになり、無駄なものを買わなくなりました。モノは減ったし貯金は増えたしでいいことばかりです」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

断捨離成功者の声をお聞きください。使わないもの、過去のしがらみを思い切って捨てたら、部屋も心もスッキリ、生き方も人生観も、貯金額まで変わっちゃう! もはや断捨離しない理由なんか一つもないという感じです。

やる気だけではなく、きっかけも大事

・「引っ越しを機に断捨離をした。たしかに、迷っているものは捨てて困るものでもなかった」(29歳/その他)

・「転職に伴って引っ越す際に、思い切っていろいろと捨ててみました。新たな自分になりたかったので」(27歳/医薬品・化粧品/営業職)

・「新しい趣味ができて、部屋のスペースが狭くなって断捨離しました。服を45リットル×4袋分捨てて、スッキリしました」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「結婚で実家をでるタイミングで、家中の整理をした。両親にとっても断捨離できてよかったみたい」(27歳/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)

・「子どもが生まれる前に服を断捨離しました。自分たちのスペースの中から子どものスペースを確保するためには断捨離しないとムリだったので。おかげでスッキリしました」(28歳/建設・土木/事務系専門職)

人生の節目や新しい自分との出会いをきっかけに断捨離している人が多いですね。断捨離したいけれどなかなかできないという人は、思い切って自分を変えるきっかけをつくってみてはいかがでしょうか。

やってみたけど……意外な落とし穴も

・「夫が結婚後、太ってしまい着られなくなった服を思い切って大量に捨てたが、その翌年ダイエットに成功し10キロ減。やっぱりむやみに捨てるものじゃないなと思った」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

・「散らかっていることにイライラして、すべて引っ張り出して使っていないものは捨てることにした。やってみるとスッキリしたが、そのあとすぐは着るものがほとんど同じで困った」(26歳/電機/事務系専門職)

・「服を断捨離したものの、ストレス発散で買い物をしてしまい、捨てた以上に買ってしまった」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

・「スラムダンクのコミックを思い切って捨てたけれど、バスケに未練があったので、取り返すことにした」(32歳/情報・IT/経営・コンサルタント系)

断捨離したけれど後悔もしたので「捨てた後にやっぱり欲しくなった」という声。勢いで捨てると失敗もありるというところでしょう。でも、捨てた後に買い直したものは愛着を持って大事にできそうです。

わかってるけど、わかってるから、断捨離できない!

・「ものを捨てられない自分も好きだから無理」(23歳/生保・損保/事務系専門職)

・「できなかった。捨てるという行為に罪悪感があるから」(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)

・「本を買った人は何人もいるが、実際に実行したという話は一つも聞かない」(24歳/食品・飲料/専門職)

・「断捨離しようと思ったこともあるが、実際やるとなったらショップの紙袋を捨てることすら躊躇してしまって断念」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「ブームになってテレビで見てやってみようと思ったが、すべてのものに思い入れがあるからできなかった」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

そもそもできないという人がこちら。捨てるというのに抵抗があるなら、フリマにだしたり、リサイクルショップに送ったりする手もあります。チャリティで中古品を受け付けているところもありますから、そこから始めてはいかがでしょう。

「ときめき」が明暗をわけるはずだけど

・「断捨離できなかった。すべてときめくから」(31歳/その他/事務系専門職)

・「できなかった。ときめくものを持っていないので、全部捨てなきゃいけないから」(32歳/情報・IT/技術職)

“ときめくものだけを残す”というのが断捨離の基本方針ですが、ときめきがあってもなくても、捨てられないものがあるんですね。

そもそも断捨離がここまでブームになるのは、捨てられなくて悩んでいる人がとっても多いということ。捨てるのをためらうのは悪いことではありませんが、やっぱりものには寿命があり、スペースには限度があるもの。いつかはサヨナラするなら、この季節の変わり目が、思い切ってシーズン物を見直すチャンスかもしれません。身も心も軽く夏を迎えられるといいですね!

(まさおかりく)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年5~6月にWebアンケート。有効回答数225件(22歳~33歳の働く女性)

※この記事は2015年06月15日に公開されたものです

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