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歯ぐきにも“曲がり角”があった! 20~30代から意識したい歯ぐきケア

畑菜穂子

歯ぐきケアのポイント

歯ぐきケアのポイント

肌はしっかりケアをしているという人も見落としがちなのが歯ぐきのケア。20代後半~30代にさしかかると肌同様、歯ぐきも“曲がり角”を迎え、歯肉炎や歯周病のリスクが高まるそう。いますぐ始めたい歯ぐきケアについて、ルカデンタルクリニックの小林瑠美院長に聞きました。

結婚や出産を控えている女性が歯ぐきをケアしたい理由

「歯ぐきは女性ホルモンの影響を受けやすく、生理前は腫れやすくなります。また、妊娠中も歯ぐきが腫れやすい上、つわりで口の中が酸性になっていたり、歯磨きができないといったことも歯肉炎や虫歯の原因になります」(小林先生)

歯周病はおなかの赤ちゃんにも影響を与えてしまうそう。

「母親が歯周病の場合、低体重児や早産になるリスクは、正常な人の7倍にも及びます。細菌が血中に入りこみ、全身をめぐって子宮に到達して収縮させるのが原因だと考えられています。妊娠中は月に一度はクリニックで歯と歯ぐきの状態をチェックしましょう」(小林先生)

妊娠周期によっては麻酔が使えなかったり、使用できない鎮痛剤や抗生物質もあるなど、治療に制約が生じることがあります。そのため、結婚や出産を考えている女性は早めに歯や歯ぐきをケアしておくことが重要だと言います。

「健康な歯ぐきをキープするには、歯科クリニックでの定期的なケアが欠かせません。歯間クリーニングや歯周ポケットの深さチェックのほか、歯のみがき方や口内環境にあわせたアイテムについても専門医にアドバイスしてもらうことをオススメします」(小林先生)

毎食後のケアは洗口液より歯磨き&歯間フロス

日々の何げない行動の中にも、歯周病や歯肉炎を引き起こす要因が潜んでいます。

「35歳を過ぎると、8割以上の方が歯周病にかかると言われています。20~30代の働く女性に多く見られるのが、仕事をしながら甘いお菓子や飲み物を取るという習慣です。とくに気をつけたいのがストローで飲むタイプの甘い飲み物。前歯や歯の間に汚れがたまりやすくなってしまいます。おやつを食べるときは飲み物を水やお茶に変えるだけでも、発症のリスクは低くなります」(小林先生)

歯を磨くときはペンを持つように軽く握る「ペングリップ」がポイント。歯と歯ぐきの間にブラシ部分を当て、マッサージするように磨くといいとか。

「まずは歯ブラシを横向きにして、歯茎側に45度傾けます。この状態で磨くと歯周ポケットの掃除にもなります。次に歯ブラシを縦に向け、1本ずつ重点的にブラッシングするのが基本です。歯の表と裏をそれぞれ、しっかり磨きましょう」(小林先生)

殺菌作用のある洗口液も多く発売されています。ただし、使う際には注意が必要だと言います。

「アルコールが含まれているタイプの場合、使い続けると口の粘膜が弱くなって唾液が出づらくなってしまうんです。唾液は口の中の汚れを流してくれる重要なものですから、洗口液に頼りすぎないことが大切です。常に歯磨きと歯間フロスを持ち歩き、毎食後のケアを心がけましょう」(小林先生)

(取材協力:小林瑠美、文:畑菜穂子+ガールズ健康ラボ)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年05月29日に公開されたものです

畑菜穂子

フリーライター。ガールズ健康ラボ所属。テレビ情報誌のアシスタント、編集プロダクション勤務を経てフリーに。研究テーマは80年代の子ども番組「パックンたまご!」とおかっぱ男子。一児の母で子どもの健康やスキンケアにも興味があります。Twitter/@haricona

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