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既婚者に聞いた! 結婚相手の育った環境、自分と似ている?

結婚するなら家庭環境が近い者同士のほうが上手くいく、とはよく言われる話。確かに大切なことですが、それ以上にフィーリングや自分が重視する条件を優先してしまうような気も。既婚者の皆さんはどうなのでしょうか? マイナビウエディング編集部では「結婚相手とは、育った環境は似ている?」について、男女261名にアンケートを行いました。

「育った環境が似ている」派は約2割

Q.あなたとあなたの旦那さん・奥さんは、育った環境が似ていると思いますか。
はい(18.8%)
いいえ(81.2%)

意外と「育った環境は違う」と感じる人が圧倒的に多い結果に。育った環境が似ていなくても、結婚生活に支障はないようです。続いて「はい」と答えた方に、育った環境が似ていてよかったかどうか聞いてみました。

ほぼ全員が「育った環境が似ていてよかった」と回答

Q.育った環境が似ていてよかったと思いますか。
はい(98.0%)
いいえ(2.0%)

結果、ほとんどの人が「よかった」と回答。一緒に生活をしていてモメることが少なかったり、子育てをするのにも違和感がなかったりするのでしょうか。「よかった」と答えた方に、その理由を具体的に聞いてみました。

感覚や性格、話が合う

まず、最も多かったのは「価値観が似ているから」(男性/29歳/自動車関連)との声。それゆえ「話が通じやすい。価値観の違いでケンカにならない」(女性/32歳/団体・公益法人・官公庁)、「夫も自分も真面目な親に育てられたので、性格が似ていて落ち着く」(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)など、一緒にいて無理をする必要がないようです。

食習慣、金銭感覚が合う

気になるのは価値観の具体的な内容。「食事への価値観が合うから」(女性/26歳/情報・IT)、「一般家庭で金銭感覚が合うので、たまに行くリッチな食事が楽しみになっている」(女性/31歳/情報・IT)など、食やお金の使い方などの価値観を挙げる人が目立ちました。一緒に暮らしをする上で基本となる項目が合うとうれしいですよね。

実家の行き来が苦ではない

「3人兄弟で育ったので、兄弟の多い環境に慣れている。親戚づきあいを煩わしく思わない」(女性/28歳/商社・卸)、「お互いの実家を行き来するときも気を遣わない」(男性/34歳/学校・教育関連)など、なんとなく気疲れしがちな家同士の付き合いも、面倒ではないとの声も。相手の家と環境が似ていると、帰省時にもリラックスして過ごせそうです。

実体験を共有し合えるから

他にも「同じような話題で盛り上がれる」(女性/28歳/学校・教育関連)などの声も。「子供の頃にどのような遊びをしていたかの話が合う。キャンプなどのアウトドアが楽しかったから、自分の子供とも行きたいという話で盛り上がれる」(女性/31歳/小売店)、「ふたりとも海外駐在員の家庭。日本人学校、高校は海外で寄宿舎生活。こんな経験を共有できるひとは少ない」(女性/32歳/電機)など、過去の実体験に共感し合える喜びもある様子。

このように相手と育った環境が近いメリットはたくさんあるようです。一方で、相手と育った環境が違うと回答した既婚者のほうが多いことからも、環境の違いを意識しすぎる必要はないのかもしれませんね。

※アンケート対象
調査時期:2015年5月8日~2015年5月12日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の男女261名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

※この記事は2015年05月27日に公開されたものです

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