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めくれた皮はどうすべき? 塗るタイミングは? 専門家に聞くリップクリームの効果的な使い方

吉木伸子

乾燥が気になる季節。リップクリームでこまめにケアをしているはずなのに、唇がガサガサになったり、皮がむけてしまったり……という悩みを抱える女性も少なくありません。ぷるんとしたみずみずしい唇を手に入れる秘訣を、よしき皮膚科クリニック銀座院長の吉木伸子先生に聞きました。

正しい唇の乾燥対策4か条

正しい唇の乾燥対策4カ条

 

■リップクリームを塗るべきタイミングは「朝・晩・食事後」

「唇は、汗腺と皮脂腺がないため、乾燥しやすいパーツのひとつです。皮膚の表面である角層が薄いため、外的刺激を受けやすく、荒れやすい部分でもあります。ただし、荒れているのが気になるからといってむやみに手で触ったり、なめたりするのは禁物。かえって荒れを悪化させる可能性があります。まずはリップクリームでしっかり保湿ケアをすることを心がけましょう」(吉木先生)

リップクリームを塗るタイミングも重要です。実は「乾燥や荒れが気になってから塗る」のでは遅いそう。

「ベストタイミングは『朝起きたとき』と『就寝前』、『食事後』です。つまり、唇が乾燥する前に潤いを与え、荒れを予防します。すでに荒れてしまっているという場合は唇の荒れを治すことを目的とした医薬品や医薬部外品のリップクリームに切り替えましょう。その場合も塗るタイミングは同じです」(吉木先生)

乾燥がひどく、唇が荒れていると、皮がめくれてきてしまうことがあります。無理にはがすと炎症を起こし、さらなるトラブルを引き起こしかねないとか。では、どのようにケアすればいいのでしょうか。

「できれば自然にはがれるのを待ちたいところですが、どうしても気になる場合は眉ハサミを使ってカットします。まず、リップクリームをたっぷり塗って数分待ちます。すると、唇の皮が柔らかくなりますので、皮がめくれあがった部分だけ、優しくカットしましょう。くれぐれも無理やり皮をむくのは避けてください」(吉木先生)

■唇がガサガサなときはハチミツパックかワセリン

ガサガサになった唇に潤いを取り戻すには「ハチミツパック」という方法もあります。

「ハチミツには保湿・粘膜修復作用があり、荒れた唇のケアにも効果的です。唇にハチミツをたっぷり塗り、唇の大きさに切ったラップを上と下、それぞれに貼り付けるだけで出来上がりと簡単。特に、マヌカハニーをはじめとする色の濃いタイプは殺菌・抗酸化作用が高いため、ハチミツパックにぴったりです」(吉木先生)

一方、こまめにケアを重ねても、1日中リップクリームを手放せない状態が続くケースもあります。リップクリームを塗る回数は「1日5回以内」が目安。もし、それ以上多いような場合にはかぶれやアレルギーによる荒れを疑ったほうがいいそうです。

「市販のリップクリームがアレルギーや皮膚炎の原因になっているケースもあります。純度の高い精製ワセリンのように刺激の少ないものに変えてみるのも一案です。もし、痛みやかゆみ、水疱などアレルギー症状がある場合は、クレンジングやせっけん、歯みがき粉などの刺激になりうるものを極力避けます。口紅も敏感肌用を選び、グロスも控えましょう。また、気になる症状があるときは早めに皮膚科を受診することも大切です」(吉木先生)

(取材協力:吉木伸子、文:田幸宏美+ガールズ健康ラボ)

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年03月05日に公開されたものです

吉木伸子

よしき皮膚科クリニック銀座院長。スキンケア化粧品の開発や、美肌のためのメソッドを多数紹介している。NHK『あさイチ』などメディアでも活躍。著書に『美人に化粧水はいらない』(講談社)などがある。http://yoshiki-hifuka.com

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