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買っていいワインかどうか見抜く3つのポイント

ワインが好きで日頃から勉強しているという女性も多くなってきました。しかしラベルの読み方や産地の情報など、単に「美味しくワインを飲めればいい」という人にとっては難しいものです。誰でも簡単にわかる、「買っていいワイン」を見抜く方法をご紹介します。

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濁ったワインはダメ

ワインの品質は見た目で判断するのが難しいものです。特に赤ワインは、光が当たって変質するのを防ぐため、緑色のボトルが使用されていることも多いもの。

ボトルを照明に当て、口の近くを光に透かして見てみましょう。色はよくわからないかもしれませんが、濁っているかどうかはわかるものです。このときに透明感があるワインを選びましょう。濁ったワインは瓶詰めや熟成中に微生物などが侵入し、劣化してしまっているかもしれません。

ラベルや首が汚れていないこと

在庫処分などでワインが安くなっていることがあります。ラベルが破れているものもありますが、これを選んでも良いのでしょうか。

傷や破れは問題ありませんが、汚れには注意が必要です。ワインで汚れていたり、首やキャップシールにワインが流れたような跡があれば、ワインが劣化している可能性があります。

輸送中の環境が悪く、温度が上昇することによって、ワインが吹きこぼれることがあります。ラベルまで汚れていなくても、首のあたりやキャップシールが汚れていれば、その目印になるでしょう。

液面が不自然にコルクから遠いもの

ワインは通常、コルクから1~2cmのところまで詰めます。そのため、数年程度の若いワインであれば、それ以上に液面が離れていることはないはずです。不自然な位置に液面がある場合、コルクが痛んでいて、ワインの酸化が進んでいる可能性が高いです。

15年以上前のワインであれば、自然現象によって液面が下がっていきます。それでも瓶の肩と呼ばれるカーブのはじめ~中ごろまでで収まっているはずです。それ以上に減っている場合は選ばないようにしましょう。

ちなみにその他ワインの劣化の雑学ですが、コルクにカビが生えているものは、必ずしも悪いものではありません。カビによっては、ワインに適した湿度で保管されていたことを示すものであることもあります。

いずれの条件でも、わかりにくい場合はワインセラーの店員に聞いてみましょう。普段から信頼できるお店を探しておくと、自分で選ぶ場合にも見る目が養われていくものです。

※この記事は2015年02月24日に公開されたものです

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