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若さと健康と美しさを保つ秘訣は、◯◯◯を毎日見ることです!

岡宏美/CaSy

こんにちは!上級食育指導士の岡宏美です。

女性なら誰だっていつまでも若く、美しくいたいもの。
ママなら誰だって家族の健康を願うもの。

【くさいウンチとくさくないウンチ。そのちがいとは?】

そのため、近年はお化粧などの外側からの美容だけでなく、「体内美容」「インナーケア」を意識する女性が増えました。確かに美しさは健康から。心と体の美しさは健康であることが大きく関係しています。

では皆さん、自身の健康を何で測っていますか?

顔色? 肌の状態? 風邪を引く回数?

「特に大きな病気をしていないし、毎日元気だから」といったような、曖昧な判断をしているかたが多いのではないかと思います。しかし、実はあるものを見ることで健康状態を測ることができるのです。虫眼鏡を持つ女性

それはもっと関心を持ってほしいもの

それは体からの「健康の便り」。そう、大便です。

お手洗いの時、毎回何かチェックしていますか?すぐに流していませんか?

「汚い!」と思うかたもいるかもしれません。しかし、人間の様々な排泄物は生きていくうえで大切なものであり、決して忌み嫌うものではありません。子どもの頃はみんな興味津々であるのに、次第に、排泄物は汚いもの、と意識に植えつけられていきます。しかし、行き過ぎた清潔志向は子どもの免疫力形成においても悪影響を及ぼしますし、そもそも自分の体から出ているものを「汚い」と思うこと自体がおかしいと思いませんか。そして健康な大便というのは本来、「汚い」という印象を抱くようなものではありません。

よい便りのポイントは?

子どもに食育をするときによく使う表現ですが、よい便りはバナナの形! 色が黄色か黄褐色で、バナナのような形でするするっと排泄される状態。そして、匂いもあまりありません。「嘘だぁ!」と思われるかもしれませんが、本当に理想的な食生活が送れているときは、本当に感動するくらいのバナナの形をしています。

つまり、チェックポイントは「色・形・硬さ・匂い」です。よくチェックしてみると本当に毎回ちがいます。例えば、野菜中心の食生活が送れているときは、色は黄色くなりますが、肉などの動物性食品の摂取が増えると、硬くなり、色も濃く、匂いもきつくなります。

良い便りを出すために

よい便りを出すために必要なことは「腸内環境をととのえる」ことです。そのためのポイントをいくつかご紹介しますので、生活に取り入れて、毎日の便りの変化をチェックしてみましょう!

・ まずはしっかり食べて便の量を減らさない(食べないダイエットは逆効果)
・ 水分をしっかりとる
・ 朝食を食べて腸の蠕動運動のリズムをととのえる
・ 野菜中心の食事にする
・ 肉類をとりすぎない
・ できるだけ食べる時間を一定にする
・ 食物繊維を様々な種類からとる(穀類、豆類、いも類、きのこ類、野菜、根菜類、海藻、果物など)
・ 排便を我慢しない
・ 適度な運動をして便秘を予防する
・ ストレスをためないようにする

子どもにも習慣づけを

そして、小さい子どもは大便に関して嫌悪感がなく、興味津々です。ぜひ子どもがひとりでトイレができるようになる前に、自分の大便をチェックして、自分の体の状態を確認することを習慣にさせたいですね!

まとめ

毎日鏡の中の自分を見つめるよりも、自分の大便を毎回チェックするほうが大きな差や変化を感じることができます。
ぜひ、健康のために、美容のために、そして食生活の善し悪しの判断材料に、体からの便りをしっかり受け取ってみてください☆

(岡宏美/家事代行CaSy)

※この記事は2015年02月12日に公開されたものです

岡宏美/CaSy

1983年埼玉県出身。NPO法人日本食育協会認定 上級食育指導士。NPO法人食育の会おむすびころりん正会員。結婚を機に会社を辞め、幼少期より関心のあった食育をライフワークとして取り組み始める。現在は、手作りソーセージの会や常備菜作りの会、まごわやさしいお料理会などを開催し、食育の普及に努めている。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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