押し付けがましいとは? 押し付けがましい人の特徴5つと対処法
押し付けがましい人の対処法
自分の考えを人に押し付けがちな人は、自己中心的な人でもあります。
「私がこうしたら、あの人はこんな風に思うかもしれない」という視点が決定的に欠けてしまっています。だからこそ「こうするべきだ」という考えを、押し付けられるのですね。
こんな人に、罪悪感はありません。「押し付けがましい人だな……」なんて迷惑に思われているなんて、夢にも思っていないでしょう。
こう分析してみると、こんな人を変えるのは非常に難しいことが分かるかと思います。
(1)可哀想な人だと受け入れる
もっとも手っ取り早い戦法は、「この人はこういう人なんだ」と受け入れてしまうことです。自己中心的なのは、愛情の飢餓感を抱いているから。
「かわいそうな人なのね」と受け入れることが出来れば一番。そう思うことで、あなたのスルースキルを発動すればいいのです。
ですが……。「それが出来ないから困っている!」という方も多いかものかもしれませんね。受け入れるのが無理なら、次に紹介する方法を試してみてください。
(2)「この人には無駄だ」と思わせる
「押し付け」を避けるためには、「私は押し付けられない人です」というアピールをすることも大切です。
押し付けがましい人は、相手のことを思って行動しているわけではありません。あくまで「親切にしている自分に浸って、気持ちよくなるため」ですから、「この人は親切にしても無駄だ」と思わせれば、こちらの勝ちです。
別のターゲットを見つけるため、離れていくでしょう。
こう理解してもらうためには、キッパリと断ることが重要です。
ただ、自己中心的で押し付けがましい人は、自分の「親切」が受け入れられなかったとき、怒ってしまうことも多いもの。その後の関係がぎくしゃくしても構わないなら、おすすめの戦法です。
上司など関係悪化を避けたい時のコツ
しかし中には「仕事関係の人なので、関係悪化は困る!」という方もいるはずです。こんな方でも実行しやすい戦法を、最後に紹介しましょう。
基本的には、(2)で紹介した「キッパリ断る戦法」と同じですが、その前に一言「ありがとうございます」というクッションを入れてみてください。
押し付けがましい人に対して「ありがとう」と言うのは、かなり苦痛かもしれません。こんな時には「自分とは違う価値観があることを教えてくれて」という言葉を、心の中で付け加えてみてください。きっと心からの「ありがとう」が口に出せるはずです。
そしてその後、やんわりと断りの文句を伝えます。「ありがとうございます。でも……」と繋げることで、相手の気持ちを受け入れつつも、相手の価値観を拒むことができるでしょう。
押し付けがましい人と接するときには、イライラすることも多いものです。自分の立場にあった戦法を使って、上手に対応してみてください。
過干渉な上司との関わり方とは? コラムニストのトイアンナさんが解説します。
(マイナビウーマン編集部)
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※この記事は2014年11月08日に公開されたものです