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幸せになる可能性を高くする! 永遠のパートナーのたったひとつの条件

羽林由鶴

カップル「『永遠のパートナー』って言われてもよくわからない……」。そのとおりだと思います。

「私の『永遠のパートナー』として、本当にこの人でよかったのか?」「私は彼の『永遠のパートナー』になれるのかな?」なんて、死ぬまでわかりません。そこで、今できること、やったほうがいいことは、『永遠のパートナー』として幸せになる可能性を高くすることだけ。

「え? 幸せになる可能性を高くできるのですか?」はい、幸せになる可能性を高くすることなら、そんなに難しくはありません。今からでも間に合います。幸せな『永遠のパートナー』になりましょう。

■一緒に協力して幸せを作っていける人

永遠のパートナーとして大事なことは、たったひとつだけ。『一緒に協力して幸せを作っていける人』であること。幸せのかたちはそれぞれです。一人ひとりの望むことはちがいます。ちがっていいんです。ちがうのが当たり前です。

だからこそ、恋人でも夫婦でも、相手の考えや思いを認め、尊重し、自分の考えや思いも理解され、応援される関係でなければ幸せにはなれません。協力ができなければ、一緒にいてもそのぶん苦労するだけです。

目指す幸せのかたちが似ていれば、一緒に協力することがやりやすいとは思います。でも目指す幸せのかたちはちがっても、一緒に協力していく気があるかのほうが重要です。最低限それだけあれば、あとはなんとでもなるものです。

■一緒に協力して幸せを作っていくには、対等・平等な関係作り

恋人や夫婦なら、お互いに対等・平等は当たり前かとおもいきや、実際はそうなっていない人が多いんです。どちらかの意見に従うだけ……自分の意見は聞いてもらえない。または相手の言うことは聞かない……これではどちらかにとっては満足でも、もう一方にとってはストレスです。

まったく同じことを考え、同じことを好む他人なんていません。永遠のパートナーとして幸せでいるためには、お互いの意見や思いが大切にされていると感じられることが必要です。自分の意見を大事にされたら、大事にしてくれた相手のことも大事に思います。ストレスを増やしにくく、与えすぎないことは長く一緒にいることを考えるととても大事です。

■対等・平等になるために大事なこと

対等・平等であるためには、すべてを相手に任せないことです。そのためには、自分の考えを持ち、それを大切にすることです。またすべてを自分で背負わないことです。そのためにも相手の考えを聞いて、大事にすることです。対等・平等はいつも同じ立場というだけではありません。頼ったり頼られたり、支えたり支えられたり、いつでも時と場合に応じて、立場や役割を交代できる関係です。それは永遠のパートナーになってからはじめようとしてもできません。出会ったときからできるだけ自然体、ありのままのあなたでいることです。そして彼ができるだけ自然体、ありのままでいられるようにすることでもあります。

■すでに対等・平等でない場合

すでに対等・平等でないと感じる場合、今の状態を確認するところからはじめましょう。自分の考えや思いをいうことがなかった人、相手の考えや思いを聞いたことがない人は要注意です。勇気を出して、今のうちに今までやらなかったことを試してみましょう。

自分の考えや思いを言うことがなかった人……自分の意見はありますか? あれば、ぜひ伝えてください。全部一度にできなくてもいいです。言えそうなときに言えそうなことから。自分の意見や思いがないと気づいた人は、まずは自分の頭で考える練習からはじめましょう。相手の考えや思いを聞いたことがない人は、問い詰めたり、セカしたりしないで、時間があるときにゆっくりと相手の言葉を待つ練習からはじめましょう、意見がちがうことは仲が悪いことにはなりません。対等・平等でないほうが、幸せにはなれません。

■羽林由鶴からのメッセージ

『永遠のパートナー』とは、長い間一緒にいることになります。その間にいろいろなことが起こることは避けられません。だからこそ力を抜いて付き合える2人でいることは重要です。力を抜いていられる関係とは、お互いのありのままを認めるということ。それが心地よさのポイント。だから2人とも笑顔でいられます。ゆっくり少しずつ信頼関係を作ることで、がまんや無理を必要としない幸せになる可能性の高い『永遠のパートナー』になります。

(羽林由鶴)

※この記事は2014年09月02日に公開されたものです

羽林由鶴

103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『あきらめる生き方』(泰文堂)

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