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一度は絶対に行きたいお店―東京でも屈指の人気を誇る讃岐うどんの実力店「うどん丸香」

(手前)香川産生卵と山芋をトッピング、ダシ醤油をかき混ぜて食べる「月見山(冷)」520円。 (奧)「わかめうどん」520円に梅干(60円)をトッピング。日替わり野菜2~3種類を3~4点盛り合わせた「野菜天盛」250円や「ちくわ天」160円

2003年のオープンから12年目となった現在でも、ランチタイムの大行列は言うに及ばず閉店前も夕食時であることから時として行列が発生するほどで人気は一向に衰えをみせない、都内を代表する讃岐うどん店。

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香川県高松市出身の店主・谷口春紀氏が同店をオープンするきっかけとなったのは、2000年前後の主にチェーンストアによる讃岐うどんブーム。「子供のころからうどんを食べて育ち、趣味でうどんを打つこともあったので、アレを讃岐うどんと呼んで売るのはちょっと違うなと感じて」(谷口店主)。

ならば、自分の思い出にある讃岐うどんを東京で紹介してみようと思い、店を出した。

●地元・香川の食材で思い出の味にこだわる
谷口氏がこだわるのは、高松で育った10代までの自分の味覚に刻まれたうどんの再現。ダシをとるいりこやかつお節、こんぶはもちろん、しょうゆも唐辛子も香川から取り寄せている。「東京でも同じ商材は売っています。しかし、味の方向が微妙に東京向けにアレンジされているのでダメ。

小麦粉も塩もすべて香川のものを取り寄せています」(谷口店主)。

うどんは毎日、店の2階の仕込み場で打つが気温や湿度、月齢によっても水温や塩分濃度が微妙に変わり、厳密には同じうどんは打てないという。

「諸条件によりやり方は毎日変えます。しかし、晴れた日は晴れの日のうどんを、雨の日は雨の日のうどんを作るしかない。均質化を求めれば、冷凍うどんなどのように最高のデキはあきらめなくてはいけない。粉、塩、水、そしてダシも、その日の状態と対話しながら作り上げた一番のものをお出ししているので、ぜひ繰り返し味わっていただければ幸いです」(谷口店主)と、職人のこだわりとともに自信もチラリとのぞかせた。

●さまざまに楽しめる豊富なメニュー構成
そんな丸香のうどんは、みずみずしく滑らかなのど越しで、食べ応えのある中太麺。とかくカタメが好まれる東京のうどん事情にあっては柔らかいと感じる方も多いようだが、しっかりとしたコシと弾力、適度な歯切れ感があるバランスのとれたもの。

うどんつゆは、いりこの香ばしさをメインにした、薄口のすっきりとした飽きのこない味わい。「冷やかけ」400円、「釜たま(熱)」460円などベーシックなうどんに、ボリュームたっぷりの揚げ立て天ぷらを合わせるお客が多いが、サッパリとした「わかめうどん」520円やヘルシーさとスタミナ感を兼ね備えた「月見山(冷)」520円も人気になっている。

麺の量は260g以上とボリューム十分だが、2杯目のうどんをおかわりする場合は全品100円引きに。「冷たいもの熱いもの、トッピングの違いなど。数種類のうどんを気軽に味わってもらえれば」という店主のサービス精神のあらわれだ。

【店舗データ】
店名:うどん丸香
所在地:東京都千代田区神田小川町3-16-1 ニュー駿河台ビル1F
営業時間:月~金11:00~19:30
土11:00~14:30
定休日:日・祝
HP:なし

【その他メニュー名 価格】
・かけ(温・冷)400円
・つけ(冷)400円
・肉うどん(温・冷)640円

※この記事は2014年06月17日に公開されたものです

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