なんと、85%の人がクールビズ期間中に「他人の汗やニオイ」で不快な経験をしていた
ライオンは、クールビズをより快適に実践するための啓発キャンペーン「クリーンビズキャンペーン」を実施している。また、6月、20代~50代の働く男女400名を対象に「クールビズに関する意識調査」を実施した。
浸透する「クールビズ」。一方暑さを我慢する実態も
「クールビズ」へ賛成する人は95%となり浸透していることがわかった。しかし、暑さに「我慢を強いられている」とする人が8割近い結果となり、必ずしも快適に過ごしてはいない実態がわかった。不快の要因である他人の汗のニオイや汚れは女性からの発生も
クールビズの期間中、通勤中や職場などで「他人の汗やニオイで不快な経験をした」人は85%となった。うち約半数の46%が「自分の汗などのニオイ」と回答した一方最多の70%が「他人の汗などのニオイ」に不快感を感じている状況がわかった。また、汗のニオイや汚れを感じるのは女性より男性が多く、年代は高い方が多い傾向にあったが、20代女性でも5人に1人、50代女性でもは4人に1人が「汗のニオイや汚れを感じたことがある」と回答し、女性が発生源となることも指摘された。
自分のニオイや汚れに「自信がない」が半数近く
「自分自身のニオイや汚れ」については、47%と半数近くが「清潔に保っているつもりだが、他人から見てどう思われているか自信がない」と回答。「自分の汗のニオイや汗ジミなどの衣服の汚れを防ぐために心がけていることがある」人は半数ほどだった。男性では「ない」と答えた割合が56%にのぼり、対処がおろそかになっている実態が伺える結果となった。ニオイや汚れがある人のイメージは「気遣いが出来ない」「生活がルーズ」など
汗のニオイや汚れが目立つ人については「他人に対して気遣いが出来なさそう」「生活がルーズで、部屋なども汚れていそう」など生活の乱れや対人関係での不調和を想起させるような声が多くあった。さらに半数以上の人が「恋愛や結婚がうまくいかなさそう」「その人のパートナーや恋人も清潔ではなさそう」「仕事の要領や段取りが悪そう」「チームや組織にうまく馴染めなさそう」などで「そう思う」と回答する結果となった。※この記事は2014年06月17日に公開されたものです