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専門家 不調

歯科医直伝! 春先に増える口内炎予防に活躍する、あの「飲み物」とは?

岸川純一

「しゃべるだけで痛い」「飲み物や食べ物がしみる」など、何かとゆううつな口内炎。生活のリズムや職場環境が変わることが多い春先は抵抗力が落ちやすく、口内炎ができやすい時期でもあるとか。口内炎を予防するためのポイントをかっぱ歯科医院の岸川純一先生に聞きました。

口内炎予防のポイント

■毎食後の「緑茶うがい」で口内炎予防

「口内炎は、口の中の粘膜にできる炎症の総称です。体調が悪いときにできやすいといわれる『アフタ性口内炎』のほか、ヘルペスなどのウイルスによる口内炎などさまざまな種類があります。風邪などで体調を崩しているときはもちろん、疲れやストレス、不規則な生活で抵抗力が落ちると、口内炎ができやすくなるといわれています」(岸川先生)

新しい部署でのなれない業務や新たな人間関係によるストレス、花見や歓送迎会などで無意識のうちに食べすぎ・飲みすぎになってしまうなど、春先は口内炎を引き起こしやすい条件がそろっているそうです。

「口の中が乾燥したり、傷があると、そこから細菌やウイルスに感染し、口内炎になってしまうことがあります。ストレスで無意識のうちに歯を食いしばり、口の中の粘膜を傷つけることも口内炎の一因に。また、花粉症の薬(抗アレルギー薬)や総合感冒薬、胃薬のほか、抗不安薬・抗うつ薬などの副作用として口の中が乾き、口内炎ができやすくなるというケースも見られます」(岸川先生)

口内炎を予防するために最も重要なのは、何といっても「口の中を清潔に保つこと」だと岸川先生はアドバイスします。

「できれば、毎食後しっかり歯磨きができるとベストです。難しい場合も、必ずうがいをし、口の中の細菌を洗い流しましょう。とくにおすすめなのは緑茶でのうがい。緑茶には殺菌効果のあるカテキンが多く含まれているため、効率よく口内環境を清潔に保つことができます」(岸川先生)

歯の磨き残しや未治療の虫歯も、口の中に細菌が増えやすくなる原因に。歯科医院で定期的に健診を受けるのも口内炎予防に役立つとか。

■うがい薬はかえって口内炎の治りが遅くなることも

気をつけていても、口内炎ができてしまうことがあります。そんなとき、早く治すにはどのような点に気をつければいいのでしょうか。

「口内炎をスピーディに治すには、まず口の中の細菌の繁殖を抑える必要があります。歯磨き・うがいをていねいに行いましょう。予防のときと同様、緑茶うがいもおすすめです。また、水分をとるときは虫歯の原因になりやすいジュース類やスポーツドリンクを避け、水や緑茶を選ぶといいでしょう。コーヒーや紅茶、烏龍茶はカフェインを多く含み、口の中の粘膜への刺激が強い場合があるので飲みすぎに気をつけて」(岸川先生)

口内炎の市販薬には、軟膏タイプから患部にシールを張るタイプ、スプレータイプまでさまざまなものがあります。こうした市販薬を使うときのポイントは?

「口内炎向けの塗り薬は、痛みを取るなど症状を抑える働きがあるものが大半を占めています。痛みがつらくて食事ができないような場合は利用してもいいでしょう。また、市販のワセリンを塗り、患部を保護する方法もあります。薬を塗る前にしっかり歯磨きやうがいをし、口の中の細菌を洗い流しておくのがコツです。ただし、殺菌成分入りのうがい薬や洗口剤は、口内炎への刺激が強すぎて治りが遅くなってしまう場合もあるので要注意。うがいをする際は水、もしくは前述の緑茶うがいがおすすめです」(岸川先生)

(取材協力:岸川純一、文:なかむらとも子+ガールズ健康ラボ)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.05)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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