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妊娠中の風邪、実は漢方薬で対処できる!?

~その後~
その日のうちに熱は36度台まで低下。嘔気も楽に。
2日後には症状もほぼ回復し、食欲も出てきたために廃薬に。

~産休直前を迎えたX美とW子~

W子「X美、いよいよ産休だね。応援してるよ!」
X美「ありがとうー。出産予定日までもうちょっとしかないからドキドキするよ…。W子もあと数カ月だね。あれから、つわりは楽になったみたいだね」

W子「うん、あのとき漢方薬を飲んで良かったよ」
X美「そうだね。私も一緒に行って良かった。あんなに風邪の症状がすぐおさまったのは初めてかも。いままで葛根湯ぐらいしか知らなかったけれど、病院で処方してもらうと、体質や症状を見て適したものを選んでもらえるからいいね」

W子「そうだよねー。出産後も、何か困ったことがあったらまた漢方薬処方してもらおうかなって思ってるよ」
X美「乳腺炎や、産後の肥立ちが悪い場合に処方する漢方薬もあるみたいだね。全然知らなかった」

W子「自分の体質が実証なのか虚証なのかとか、どんなタイプなのか知るのも勉強になるね。私も産休・育休中に漢方薬のことをもう少し調べてみようかな」
X美「いいね、お互い元気な子を産もう!」

W子「うん!」

※効果には個人差があります。漢方薬の服用は医師の診断を受けてからをおすすめします。

(取材協力:丸山綾、構成:小川たまか、イラスト:miya)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.28)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

丸山綾 まるやま・あや

日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。

※この記事は2014年03月28日に公開されたものです

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